今年の春先でしょうか。蔦(つた)が上の草原より塀を伝ってするすると裏庭へと降りてきました。何の蔦か分かりませんでしたが、見た目がわりと可愛いのでそのままにしていたところ・・・
気がつけば、赤い実を付けはじめました。
調べてみると、これはナワシロイチゴという野いちごを付ける蔦植物とのこと。なるほど、どうりで鳥たちがこの蔦に止まっていたわけだ!
まるでラズベリーのような実。美味しそうですよね?人間が食べても平気かをその場で調べて、食用可とのことなので早速一粒食べてみました。(この時ばかりは仕事が早いわたし。笑)
酸味が強いですが、ちゃんとベリーです。でも美味しいとはいえないかなあ。無理に食べることもないので鳥たちに譲ってあげることにしました。
実を無くしたあとには、ローズヒップのようなものが残ります。これも真っ赤で可愛らしい。こうしてみると葉っぱは栽培用の苺と同じですね。
野草らしく細かいトゲがあるので注意が必要ですが、観賞用にはぴったりの植物。毎年秋頃に綺麗な花を楽しませてくれる萩に絡まっていますが・・・萩も元からある野生のものなので、ここはお二方に任せて上手に共存してもらいましょうか(基本的に放任主義です。笑)
それにしても、まだまだ未知の森。新しい植物に出会うと嬉しくなります。
少し離れたところにある石積みでは、シダやセダムや苔が梅雨の湿気を喜んでいます。自然界ではどんな場所にも住民がいるものですが、ここにはシマヘビが住んでいるようです。ブロック塀と違い、隙間のある石積みはヘビの住処になるんですね。
子供達に「シマヘビは毒がないけど噛まれたら痛いらしいよ。こっちに気がつけば引っ込んで出てこないけど、一応気をつけて」と伝えたところ、ここを通るたびにそーさんがターザンのように「あ〜ああああ〜!!!!」と雄叫びを上げるようになりました。それに続いてロッタさんまで・・・。足音を聞けば出てこないんですけどね。面白いからしばらく教えないでおきます(笑)
・
・
・
今日も雨模様。
晴れ間が出たらベリーの収穫です。
みなさまも良い1日を♫