3年目株のアーティチョーク。今年も花を愛でて終わるつもりでしたが、そういえば酢漬けやソースがかかったものしか食べたことがなく、もしシンプルにグリルしたらどんなお味?と気になったので収穫してみました。

 

シンメトリーな蕾はなんとも芸術的です。

 

 

 

 

ちょっと開き気味のガク。軽く収穫期を逃した感は否めませんでしたが、どのみち調理も初めてなので実験台としては十分です。

 

フランス人のおじちゃんコックが手慣れた様子でアーティチョークをさばく動画を観てから、いざキッチンへ!

 

 

 

 

色々な処理法があるようですが、構造確認の意味を込めて縦半分に割って処理する方法をとりました。食べられる部位はガクの一部分と根元付近のみとのこと。二つに割る前にガクの尖った部分はハサミで全て落としておきます。

 

アクが強いので切った部位には素早くレモン汁をふりかけるのがベター。わたしのように悠長に写真など撮っていたら変色してしまうのでご注意を滝汗

 

 

 

 

そして、ヒゲのような部分をスプーンでくりぬけば下処理完了です。そばで見学していた先生は「なんだか大変だね・・・」と言っていましたが、あら意外と簡単!!というのがわたしの感想です。

 

これを何十個も何百個もやらされたら嫌になっちゃいそうですが、ひとつふたつなら楽しいものです。

 

 

 

 

下処理が終われば、あとはオリーブオイルを敷いたスキレットで焼くだけ!ハーブ塩を少々振って、両面をこんがりと仕上げます。

 

 

 

 

さあ、副菜と一緒に盛りつければアーティチョークプレートの完成です。見た目のインパクトは素晴らしいですが、肝心のお味は・・・

 

 

 

 

・・・お、美味しい!!!!!


アーティチョークの味としか表現しようのない、何にも喩え難い味に久しぶりに遭遇して、先生とふたりで大興奮メラメラガク部分は歯でしごきながら食べるのでなかなか手強く、カニを食べている時のような、しばし無言の食卓に(笑)

 

それにしてもこんなにも美味しかったのね、アーティチョーク!さすがフランス料理によく登場するだけあってワインともよく合うので、ワインドリンカーな我が家の定番おつまみディッシュとなりそうです。

 

 

 

 

ベジタブルガーデンでは続々と蕾を付けていますが、これからは鑑賞花ではなく、野菜として育てるのでよろしくね(笑)

 

ちなみにアーティチョークの葉は肝機能の正常化に良いとされているのでティーにおすすめです。この世のものとは思えない苦さで、ハーブの中では最強クラスに飲み難いんですけどねゲローゲローゲロー 良薬口に苦しということで・・・おつまみの蕾でお酒が進みすぎた夜にセットでいただきましょうか。

 

 

今日は雨模様。

涼しくて過ごしやすいです。

みなさまも良い1日を♫