森際にも実山椒の季節がやってきました。2年前にレスキューした自生山椒の木々は、鬱陶しい竹の妨害がなくなりとっても元気!葉っぱが蛍光がかっているので遠くからでもすぐに見つけられます。

 

 

 

 

特に勢いの良い2本が共に実をつける雌だったのはラッキーでした。山椒は大木にならないので、そのままコンパクトに仕立てておけば収穫がしやすいです。

 

ルンルンで実を摘んでいると、僕も手伝う!とそーさんが飛んできました。「こっちの木はトゲがあるのに、あっちの木はトゲがないね!」と言われるまで気が付かなかった。なるほど、1本はトゲのない朝倉山椒かしら?これはまたまたラッキー♫

 

 

 

 

2本で自家消費用には十分な量の実を収穫できました。ペパーミントが大好きなそーさん。同じ清涼系ということで山椒の香りもたいそう気に入り、一握りを自分のデスクに飾っていました。なかなか渋い趣味ですな(笑)

 

 

 

 

枝を取るところまで手伝ってもらったら、あとはわたしの仕事。夜の静まったキッチンでの仕込み作業は大好きです。

 

実山椒は小一時間水にさらしたのち、水気をキッチンペーパーでぬぐって加工をします。アクが気になる場合は少々煮こぼしてから。

 

 

 

 

今年は和食調理用に本だし漬けを1本と、洋食調理用にビネガー漬けを1本仕込みました。どちらも消毒した瓶に実山椒を詰めて液(本出しorお酢)を注ぐだけ!ビネガー漬けの方は塩も一緒に加えておくと、仕上がりをそのまま料理にふりかけて使えるので便利です。

 

実山椒が大好きな先生はキッチンを通り掛かってニッコリ笑顔。ハーブの仕込みなんかだとスルーなのにね 。わかりやすいなあ(人のこと言えませんけど。笑)。

 

瓶詰めはこのまま熟成させても勿論美味しいですが、山椒の香り自体はわりと早くに移るので数日後から使えます。自家製調味料があると料理の幅がぐっと広がっていいですね。めいっぱい活躍してもらいましょう♫

 

 

気持ちの良い快晴。

さあ、今日は外キッチンの改装!

みなさまも楽しい1日を♫