今年もイノシシと筍を奪い合う季節がやってきました!夜間はイノシシのターン、日中はわたしたち人間のターン。まるでゲームの中のバトルですね(苦笑)
子供たちも大喜びで参戦しているのですが、これまでよりイノシシの数が増えたのか、それとも森を切り開いたことによって向こうも動きやすくなったのか、探せど探せど見つかるのは中身が食べられた皮ばかり・・・
積み上げていた伐採後の竹の下にあるかも!?と竹を退かしてみたところ(必死すぎ。笑)やっとこの2本が見つかったのでした。
小さい方は土に完全に埋まっているところをわたしが掘り当て、子供たちからは筍掘りマスターの称号を頂きました。なんじゃそりゃー。なにはともあれ見つかって良かった!家族会議のもと、半分は天ぷらで、残りは筍ごはんで頂くことにしました。
山の幸は鮮度が命なので採れたてを調理しましょう!筍はアクが強くて胃に負担がかかるので、一夜で食す分は欲張らずに半分。残りはアク抜きを済ませて塩水につけておけば翌日美味しくいただけます。
そして筍の天ぷらといえば山椒の葉。
森に実山椒の木があるので、ササッと摘みに出ました。夕方に森から降りてくる風はひんやりと澄んでいて気持ちが良いので、こうして調理にかこつけてエスケープするのがわたしの密かな楽しみです(笑)
本当は葉だけと思っていたのに、付いたばかりの花まで引きちぎってしまったでもそれはさておき、いい香り!!この香りが消えないうちにキッチンに戻ります。
筍を天ぷら粉でじゅわっと揚げたらお皿に移し、お塩と山椒の葉を散らして熱いうちに家族の待つ食卓へ!
採れたて筍に、摘みたて山椒。お供には日本酒もいいですが、キリッと冷えた白ワインもおすすめです。
自分たちで掘った筍なので、早く食べたい!とはしゃいでいた子供たち。筍は大人の味だからあんまり期待しないでねって何度も言ったのですが聞く耳持たず。ひと口食べたふたりをみて味の感想を催促したら、案の定苦笑いを浮かべていました。ほらねー?わたしが怖くて不味いとは言えなかったか(笑)
筍の苦味は大人にならないと分からない美味しさですからね。いつか一緒にお酒を傾けながら、美味しいねって言ってくれる日を夢みて。
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まだまだ続く子供たちのお休み。一体どうなっているのーーーこれはもう長期戦と割り切って、上手に息抜きを入れていきましょう。
それでは、引き続き良い1日を♫