毎年この時期に開花を迎える里の梅の木々。500mほどの標高差で街中よりも1ヶ月ほど遅れて咲きます。「だから里の住人は年に2度も梅の花を愛でらるんですよウインク」と言いたいところですが、ほとんど里を降りない山ヒッキーなわたしにとってはやはり年に1度限りの梅鑑賞というね。残念。

 

ところで、写真中央の枝にちょこんと止まる小鳥がみえますか?毎年梅が咲く頃、どこからともなく現れるウグイスです。ウグイスといえばあの独特で可愛い鳴き声ですが、今は蜜集めに必死なようで、一切声を発することなく花から花へと渡り歩き無言で食事をしていました。本気でお腹空てる時の自分もこんな感じなのだろか・・・

 

 

 

 

こうして、うちの梅の木々は今年も順調に受粉されてゆくのでした。受粉(食事)が終わる頃にはウグイスの歌声が聞けると思うと楽しみです。

 

 

 

 

梅の甘くて優しい香りに包まれる里の春。ああ、穏やかな幸せよ。

 

そういえば桜鑑賞はあんなにも賑わうのに、なぜ梅鑑賞はあまり注目されないんでしょうね。花の姿形も似ていれば、桜にはない素晴らしい香りがあって、なんなら実も美味しく食べられちゃう!どう考えても桜より梅の方が優良物件なのになあ。まあ最後の食べられる云々は鑑賞とは関係ありませんが(笑)

 

大きくなりすぎたマルベリーの木を切って、もう2、3本梅の木を植樹しようか迷っているところです。育つのに時間がかかるからとりあえず植えておくのがいいかしら。わたしの苦手な計画性というものが問われています滝汗

 

明かりをつけましょ雪洞(ぼんぼり)に。

今日はお雛祭りですね。良い1日を♫