成田―クアラルンプール間のフライトは、直行便だと往路8時間、復路7時間。

目的地に明るいうちに着きたかったので、深夜便で行くことに。このときLCCとフルサービスキャリアでは倍の価格差があり、深夜だから食事もエンタメもいらないので、体力的には少し不安でしたが、LCCにしました。

時間帯と価格から、バティックエア・マレーシアに軍配が。

かつての「マリンド・エア」です。インドネシアにもバティックエアがあり、どちらもライオン・エアの傘下とのこと。

 


購入は正規サイトで。よく、旅慣れた人がSkyscannerやTrip.comで購入した話を聞くのだが、今回調べた限りでは正規サイトが一番安かった。ランクは中間の、座席指定と預け荷物付き。買った日はキャンペーンで最安ランクとの差があまりなかったので、ラッキー。

 

当日、成田空港第2ターミナルから22:50の出発。行き先がアジアで、しかも暑いと、なんとなく準備にも「なんとかなるさ」的な楽観が付きまとう。楽観とは関係なく、空港にいるのが好きなので19時半には到着。


オンラインチェックインをしていても、カウンターで紙のチケットを受け取る必要がある。すでに長蛇の列だったが、オンラインチェックイン済みの列は待ちがたった2組。しかもビジネスクラスのカウンターですぐ手続きしてもらえた。荷物も預け、あっという間に終了。オンラインチェックイン、やっておいた方がよいです。

平日の遅い時間帯だからか、手荷物検査や出国審査はとても空いていた。
バティックエアのクアラルンプール行きはこの日の最終便で、そのひとつ前はマレーシア航空のクアラルンプール行きでした。

 




LCCは遅延やキャンセルが多いという噂でしたが、この日は何事もなく搭乗開始、そして出発。
機材はエアバスA330で、シートは3-3-3。ほぼ満席のよう。乗客は東南・南アジアの人が多く感じました。

食事は頼んでないので、離陸後すぐにアイマスクして寝た。わりと早々に照明も消えた気がします。

 



乗った感想は、
●座席が狭い→座席指定チケットで通路側を確実に取れてよかった(ただし通路も狭いので、通る人はよくぶつかる)
●みんな手荷物が大きくて多い→預けない人は素早く搭乗して棚を確保すべし
●かなり寒い→毛布はない。真冬仕様で防寒を(ダウンコートの下が夏服だと寒いですよ。私は極暖の下着を上下に着込んだ)
●長時間の座り心地はよくない→諦めるしかない
●きれいで清潔、CAさんは感じがよく、乗客も静かで行儀がよかった

 

というわけで、LCCならではの箇所をのぞけば満足でした。しかしフルサービスキャリアで12時間のフライトと比べると、今回の方が疲れました。LCCは5時間くらいまでかなあ。体力に自信がある人なら、バティックエアはよいんじゃないでしょうか。

時間どおりに到着し、ーミナルまで、バスで延々と移動。朝6時前のクアラルンプールはまだ暗かった。

 

 

次回は入国からマラッカまで。