やっとジョージア旅行の話。
ビザなど
ジョージアは現在、日本人は1年間ビザなしで滞在できる。電子渡航認証なども求められない。準備がラクだ。
ちなみに、ノービザで就労もできる。スモールビジネスの税金は極端に安く、銀行口座も開設しやすく、さらにコロナ前は物価の安さもあって、ノマドをしたい人たちで大人気の国だったらしい。物価高騰と円安で安さという魅力は落ちたが、ツイッター界隈ではその余韻をいまも感じる。
個人だと暗号資産の売却益が非課税。日本はめっちゃ高いのでうらやましい。
フライト
Skyscannerで検索すれば往復10万円強からある。想像がつくと思うけれど、安いのは乗り継ぎが16時間とかあったり、乗り継ぎ空港が変わったり、深夜出発だったり、帰国時の終電に間に合わなかったり、その全部だったりする。
割高でも心身の健康に配慮すると、選択肢はカタール航空のドーハ経由か、トルコ航空でイスタンブール経由。
それでも直前の購入のため(出発5日前)、理想の便はほぼ売り切れか、とても払えない額だった。
毎日検索してやっと取れたのが、以下のフライト。予約はカタール航空、「トビリシ」はジョージアの首都です。
往路
①羽田→ドーハ(コードシェア便でJALの運行、12時間)
乗継4時間
②ドーハ→トビリシ(カタール航空、3時間)
復路
③トビリシ→ドーハ(カタール航空、3時間)
乗継3時間
④ドーハ→クアラルンプール(カタール航空、7時間半)
乗継2時間
⑤クアラルンプール→成田(コードシェア便でマレーシア航空の運航、7時間)
復路は3フライトでちょっと大変だが、ある程度連続で寝られる飛行時間だし、たまに体も伸ばせて、結構いい感じではないだろうか。
●おまけ:おもしろい行き方
安いのは中国系とアゼルバイジャン系のエアラインの組み合わせ。
最安値の往路は成田→長春→フフホト→ウルムチ→トビリシ。乗り継ぎ時間含め合計37時間。ウルムチからトビリシまで直行便(約6時間のフライト)があるんですね。
復路はトビリシ→バクー(アゼルバイジャン)→成田。飛行時間は合計11時間半と短い。しかし乗り継ぎが悪いので復路の合計は23時間30分。
これらの航空会社や空港の噂をいろいろ聞くのでわたしは選ばないが、若ければ試してみたくなってたかも。
もうひとつ、これは南コーカサス周遊の場合だが、トルクメニスタンからアゼルバイジャン行きのフェリーが出ているそうだ。カスピ海を渡る。ただし、いつ出港していつ到着するかわからない。旧ソ連構成国巡りをご検討の方の参考に。
ついに出国
カタール航空で予約したが、オンラインチェックインは最初のフライトの運航会社であるJALから、24時間前に案内が届いた。それまでカタール航空の方で何もできなかったので、好みの席がちゃんと取れるか気が気でなかった。ちゃんと取れました。
そして当日。
これまでの旅行では、オンラインチェックイン済みでもカウンターに長時間並ばされてばかりだったので、今回も3時間前に空港へ行った。しかしまったく杞憂だった。JALのカウンターには誰も並んでない。
(手続きがすぐ済んだので、制限エリアでのんびり食事)
それどころか、いくつも空いてる自動チェックイン機ですぐさまチケットと荷物用のタグを発行し、自動手荷物預け機に出して、あっという間に完了。
本当にすぐ終わった。オンラインチェックインをする意義を、これなら感じられます。さすがJAL。
出国審査もさほど混んでおらず、これまたあっという間に出国。
手荷物検査で、パソコンやスマホなどをかばんに入れっぱなしでいい、というのが驚きだった。去年もそうだったかな?
空港での手続きとか、そんな難しいこと無理~と頭を抱えていた日々が遠く後ろに消えていく。
たぶん、この先も大丈夫だろう。