JALで羽田からドーハへ

 

フライト1本目は、22:50羽田発ドーハ行きJAL便、Boeing 787-9で11時間50分。エコノミーの座席は2-4-2で、窓際列の通路側を選んだ。予定通りの出発。

国際線でJALに乗るのは、初めての気がする。
心なしかシートピッチが広く、ヘッドレストもついていて、その位置も絶妙。非常に座り心地がよく、あまり窮屈さも感じない。結構休めました。飛行機って進化しますね。

 

(JALエコノミーの食事。おみそ汁付き。デザートは後からアイスクリームが。上品でおいしかった)

 
 

食事も驚いた。

 

エコノミーの食事というのは、お盆に四角い箱がいくつも詰め込まれて、そのうちひとつが甘々のデザート、だ。この便ではまず見た目から凝っている。おみそ汁がつき、デザートは別に後からアイスクリームを配っていた(深夜なのでパスした)。
 

 

 

朝食は全員、無印良品のカレー。ルートごはんは別になっている。もちろん温かい。2食目は冷たい、というのは過去の話なのね。 デザートの上品な甘さは貴重。

 

客室乗務員さんも、日本人は腰の低い丁寧さで、ほっとする。

 

若い頃は、外国の航空会社の方が出発してすぐに旅気分を味わえて、好きだった。今回、日系の安心感と、それによる疲れの少なさを実感。日系のありがたみを感じる年齢になった。

 

 
ドーハ・ハマド国際空港

遅延もなく早朝のドーハ・ハマド国際空港到着。下の写真の黄色い熊? 初めて見る。ということはドーハ乗継もカタール航空も初めてらしい。これまでエミレーツ利用でドバイ経由ばっかりだったのか。

ハマド国際空港は華やぎはあるけどギラギラしすぎず、ドバイほどだだっ広くもなく、結構気に入った。

 

(大きなモニュメントがいくつもあったドーハ・ハマド空港。使い勝手がよくて好み)

 


QuietRoomというのもあった。後で知ったが、リクライニングチェアが設置されていて、フルフラットではないが仮眠には充分、部屋は男女別で利用は無料。ラウンジを使えない平民にはありがたい。

昼間の長時間乗継なら、空港から観光ツアーに参加するという手もある。

 

 

今回の乗継は4時間。

ひととおり散策して、あとはカフェラテ買って(カードの引き落とし額は897円。高い)、読書。広いのでイスは充分あった。


 

 カタール航空でトビリシへ

 

2本目のフライトは、ドーハ発トビリシ行きカタール航空、Airbus A320で3時間10分。エコノミーは3-3の配列。
小さな機体はきれいで快適。食事も美味しくて、なにもかもが好みだった。初カタール航空、とても気に入りました。CAさんが、口紅もシュシュもカタールエアのシンボルカラーと同色だったのが印象的。

 

さてひとつ大問題が。

事前にカタール航空のアプリで通路側の席を選んだつもりが、反映されておらず、中央席だったのだ。トイレが近いのに……。

羽田で搭乗券を見て気づいたのだが、カウンターに行くのも面倒だし、3時間だからいいだろうと、そのままにしていた。

両側はがたいのいいお兄さん。
ジェントルマンだったので、居心地は悪くない。ただ、やはりお手洗いに頻繁に立つのは気が引ける。

行きたくなれば、遠慮なく行く。しかし、いつもなら着陸態勢に入る前に「念のため」トイレに行っておくが、この時は「さっき行ったから」と、やめてしまった。これが間違いだった。
案の定、シートベルト着用サインがついてしばらくして、猛烈にトイレに行きたくなった。時遅し。なんでハマドでコーヒーなんて飲んだんだ。

どんなに苦しくても、決して降参するわけにいかない闘いだ。ずいぶん早くからベルトサインがついたように感じる。やっと着陸するも沖止めで、絶望感。
ほらやっぱり。わたしはもっと、遠慮を捨てねばならない。

 

ともあれなんとか耐え抜き、その後の入国審査はなんの問題もなく無事ジョージアに入国しました。