今朝は6時から、オンラインのイベントで、わたしの旅の話を聞いていただきました。

20代のころ、バックパックしょって20数か国を旅した話。

それから難民支援の広報の仕事に就いて、海外の難民キャンプなどを訪れた話。

 

(アフリカの難民キャンプで子どもたちに襲われる)

 
 

 

 


たまに、旅の話を聞きたいと言っていただくことがあります。興味を持ってもらって嬉しい反面、どこに面白みがあるのか全然わからず、悩ましくもあった。

今回、「聞きたい!」と言ってくださった方に、事前打ち合わせの時間をとっていただきました。何に興味があるか教えてもらい、ともかくどうやら、ただ自分の話をすればいいらしいとわかった。

 

(手に持っているのは我がCanon Eos 6D)

人前でお話するときは、だいたいが伝えたいメッセージのようなものを定めます。
今回はそれすら、聴く側に委ねることにしました。

お話のあと、皆さんからの感想を伺って、自分がどう見えているのか、やっとわかったような気がします。わたしの話に限りませんが、その人が何をやったかも大事ですが、どんな思いでやったのか、その時なにを感じていたのか、が人は知りたいんですね。
つまりは生き方というか。そこに刺激を受ける。人はみんな違うから、自分はこうだ、と話せばいいだけだったようです。

旅自体は珍しくないけれど(大学中退してバックパッカーしたり、難民キャンプに行ったりするのは、比較的珍しいとは言えるか)、旅の捉え方だったり、世界を見る視点だったり、生きる道の選び方だったりは人それぞれ。

今さら気づいたけれど、前からそう力説してくださる方はいたな……。

皆さんからの感想は、自分のこれまでを肯定してもらえたようで、とっても嬉しいものでした。なんだか自信がわいたように感じます。こんな機会をいただけて、ありがたい限りです。