埼玉県の越生(おごせ)という町に行ってみました。
池袋から東武東上線で約1時間。関東屈指の梅林があるらしい。気軽に登れる山が多く、「ハイキングの町」宣言をした。そんな、梅とハイキングの町・越生。

自然に触れていたかったのです。
梅は終わっていて、桜には少し早い。けど晴れてればそれだけで素晴らしい!

 

駅員さんのいないのどかな越生駅から、徒歩で15~20分くらいの「さくらの山公園」を目指す。

 

 

山のふもとの越生神社。足腰に効く神様、子ノ権現が祀られていて、ハイキングの前に拝むといいとか、なんとか。

 
そこからてくてく登っていく。
だーれも歩いてないので、いくら花の季節には早いと言っても、ちょっと驚き。このあと、もっとひっそりします。途中、お寺と広い霊園が現れました。
 

 

登りきると、何人かはいた。
ここが公園なのか、もっと上なのかよくわからなかった。案内板を見るとこの上は登山ルートのようだったので、そちらには行かず、五大尊つつじ公園という方へ行くことに。
 
 

林のなかをひたすら下る。10分は歩いたと思う。誰ともすれ違わず、誰にも追われず。

 

 
 
つつじはまだですが、きっと見事でしょう。

公園のベンチで少し読書。ほんとに人がいなくて、本を読むためにこんなところまで来たのかと思うと、世捨て人になった気分だ。

 

ふもと近くまで降りてたので、そのまま町にくだって、今度は川沿いを歩く。

 

 
越辺川。「おっぺ」川と読むんだそうです。
中央の橋は八高線の線路。電車が通るところを撮りたかったけど、現れず。この時間帯は1時間に2回しかシャッターチャンスがなかったようだ。
 
 

川べりはゴルフの練習場があったりグラウンドがあったり、ベンチの置かれた広場があったり。
魚を取ってる人も何人かいました。かわいいカップルも。

 

そのままお目当てのカフェに向かいました。目指すは梅凛caffe。

どう見ても大きな民家、の敷地の前にお店の旗を発見。ここの離れがカフェになっていました。
 

 
ここは日替わりのシェアキッチンで、この日は「梅と米の日」とあった。ランチプレートが2種で、わたしは梅干しコロッケのプレートを。もうひとつはチキンソテー。

プレートを見てびっくり。すごいボリュームでした。スープと小さなデザートもついています。

どれもこれも、隅々までおいしい。一粒までおいしい。自慢のお野菜やお米は、どれも裏で採れたものや近隣で作られたもの中心だそう。梅干しコロッケは、ちゃんと梅の風味がしました。はじめてのお味ですが、サクサクでおいしい。
ごはんはお代わり無料とのこと。この量をさらにお代わりできる人、すごいです。これで1,500円はお手頃。
お店の方が親戚のようにもてなしてくれて、ほっこりしました。

梅凛caffeはカフェ営業日が限られているので、X(@bairin_caffe)で要チェックです。

 

食後は、満腹すぎるのでもう少しお散歩することに。

 


「山吹の里歴史公園」
もう少ししたら山吹が見事なようです。頂上に展望公園があるというので、奥の階段を登っていくことに。
が……、午前中に山道を歩いたダメージで、足がガクガク。転げ落ちそうだったので、途中であきらめました。一度足を止めてしまうと、もうダメですね。
 
なので、川べりでしばらくぼーっとしてました。
ひたすらのどか。
 
歩いたのは3時間程度ですが、太陽もたっぷり浴びられて、エネルギーチャージができました。頭もすっきり。夜もめずしく5時間連続で眠れました。ありがとう。