前回、かつて管理職を引き受けた理由を投稿しました。
今日は、管理職になってどう変わったか。良かった面に光を当てて書いてみます。

ちなみに、組織が小規模なため、プレイングマネージャーであり、幹部会や役員会への参加もありました。

 

熟考なしにすぐ思いつくことだけですが、

①情報の質・量が圧倒的に増える

②経営の視点が身につく

③自分の新たな強み、得意、好き、が見つかる

④裁量が広がる

⑤人間的な成長ができる

 

といったところでしょうか。

 

 
 

①情報の質・量が圧倒的に増える

 

自分の部署のことだけでなく組織全体の情報、一般職員には共有されない情報が入る、上層部が持っている組織内外の貴重な話を聞く機会が増える、会う人が変わる、などなど、などなど。

 

会議では、決定事項も大事ですが、そこに至る過程で見えることがたくさんありますし、合間に交わされる何気ない会話が情報の宝庫だったりします。


そういうことを含めて、情報の量も質も変わりました。すると見える世界も変わり、自分の考え方も仕事の進め方も、発想も変わります。


②経営の視点が身につく

やり方を教わるというより、経営陣のふるまいを身近に見ていることで、自然と視点が変わっていった気がします。

 

また、ポジションが人をつくるといいますが、向いてないと思っていても、自然と立場にふさわしくなろうとする自分がいました。ほかの人も目覚ましく変化したので、自分もきっとそうだったと思います。

 

③自分の新たな強み、得意、好き、が見つかる

 

たとえばわたしは、情報を分析して、戦略を考えるのが大好物。なので経営に関わるのは楽しかったです(目標達成の責任は大変ですが)。

任される事業もより大きく、より重要のものになってきます。対外的にも肩書を利用して出向く場面も増えたり、上司が手一杯の仕事を代わりに任されたり、ちょっと書ききれません。とにかくやれること増えます笑

やってみて向いてなかったこともありますが、意外にできちゃうこと、好きなことを発見することも多かったです。部下との関係でも、向かないなかにも自分の強みが生かせること、好きになれる部分、があったりしました。

④裁量が広がる

 

なにをやるか、どうやるか、もそうですし、いつどれくらい働くか、休むか、も結構決められるようになり、働きやすさは増しました。残業や休日出勤も、やらされ感がなくなるので、管理職になってからの方が苦になりませんでした。

裁量と言うか、責任ある仕事をすることは、やりがいも増します。

 

⑤人間的成長

視座が上がることでの成長もありますし、部下との関係で苦労して、コーチングを受けるようになったのが大きかったです。

向いてない分、自然にはできないので、学ぶしかない。もがくしかない。ツラくもありますが、人としての成長は財産です。

 

と、今日は良い面で思いつくことをざっと。

 

マイナス面を差し引いても、少なくとも自分にとっては、チャレンジしてよかったと思っています。