元キャバ嬢の、進撃のノアさん、好きなんですよ。ファン。推し。
今日現在の肩書だと、エースファクトリーというキャバクラグループの中の、1店舗の社長かな。
去年、20代にして突如グループの2代目代表に就任し、そこからウツを発症して退任、何か月かの休みを経て復帰、グループ内の1社の社長になったようです。
ノアさんは自身のYouTubeチャンネルを持っていて、外部のディレクターを入れてドキュメンタリーとして撮り続けているので、発症前から現在までをある程度生々しく見ることができてしまいました。
ちなみにこのディレクターは、ホストのローランドさんのチャンネルで評判になり、今はノアさんのほかに、銀座のクラブNanaeや、谷桃子バレエ団のチャンネルも作っています。
全部見てます。。。
YouTubeはあくまでエンタメなので、本当のところはわかりません。
なので、ノアさんの番組を見て自分の経験で思い出したことを書きます。ノアさんの話じゃないのです。
ひとつはアルコールの害で、今日はその話。
ノアさん復帰後の動画で、お客様にお酒をすすめられて、一度は断ったものの、「大丈夫だから」と言われて飲んでいるシーンがありました。
(ノアちゃんもルナちゃんもひめかちゃんも好きだけど、いちばんはノアちゃん)
キャバクラなんだからお客さんは勧めるでしょうし、本人は飲まざるを得ないでしょう。ローランドさんのように、飲まないキャラで売れたならともかく。
角を立てずに断るのも、ウツじゃなきゃできるかもしれませんが、復帰直後ではその力はないと思います。こういう仕事のつらいところですね。
お酒はセロトニンを減らします。セロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれる神経伝達物質。お酒を飲んだ直後はいいのですが、血中のアルコール濃度が下がってくるとセロトニンも下がり、不安感に襲われるといいます。
(かつてのわが家の食卓。お酒のために料理をする)
楽しく飲んだ翌日に、激しい不安や身に覚えのないはずの後悔に襲われたことはないでしょうか。わたしはしょっちゅうでしたが、アレが、コレです。まあ、身に覚えがあることの方が多いが、過剰な後悔や不安です。
わたしはちょうど3年前に、断酒しました。
それまでは、まあまあ、かなり、飲んでいました。強かったんですよね。家でも、ひとりでも、毎日。依存症になってたかもしれません。
(ワインかジンが多くて、ジンは、食事中はギルビージンの炭酸割、それ以外はボンベイサファイアのロック)
断酒のきっかけをよく聞かれるのですが、ずっと、「激しい二日酔いに連続で襲われて、さすがに懲りた」と説明していました。
嘘ではないのですが、激しい二日酔いなど珍しくもなんともない、3年前に起きた二日酔いというのは、自殺の衝動だったのです。
この日、夜中に目が覚めて、これまで味わったことのない激しい恐怖に襲われました。
あまりに耐えがたく、命を絶ってでも逃げたいとのたうちました。
アルコールのせいだ、脳がおかしいんだ、とわかってるのですが、それでもなんでも、恐いんです。すごい衝動でした。
(家にはワイン2~3本とジンのボトルを常備。毎日補充してた記憶も。。)
こういう文章が、誰かにヘンな刺激を与えませんように、と祈りながら書いています。
あのときは幸い、その波が引くまで耐えられました。でも次に耐える自信はない。それが、断酒のきっかけでした。
当時はコロナ禍が始まって、酒飲みの友人と会う機会がなかったこと、それとストレス源から離れていたことが、断酒成功の秘訣だったと思います。
お酒をやめたくない人は、人の体験談を読んで心を変えることはないと思います(自分がそうだった)。
人にお酒を勧めるのは注意が必要だよ、ということと、ウツっぽい方は、うまく断る能力・気力が消えてますので、酒の席は避けた方が良いよ、という話でした。