プラハではカフェ巡りをすると決めていた。
千年の都、百塔の街、世界遺産の街、黄金の街、建物の博物館、ヨーロッパで最も古い都市、etc...
プラハを形容する言葉は多い。そんな街にふさわしい、趣のあるカフェがたくさんあるのだ。
ゴージャスな外装・内装ながらお値段は手頃、座席数も多く、ひとりでも入りやすい。観光客であふれて、がちゃがちゃしてゆっくり落ち着く感じではないが、気分は充分楽しめる。
ボリューミイなりんごのパイを美味しくいただきました。
カフェルーブルでチェコ風朝食を頼んだら、すごい量。
カフカなど著名な文化人が通ったとして有名なカフェ。誰かと議論に花を咲かせたくなる雰囲気を醸してる。
外側から見ると建物は古くてややボロく、中に入ると内装は豪華で、盛り付けも豪華なんだが、味も価格も庶民的。
国民劇場の向いの、比較的静かなエリアにあるカフェ・スラヴィアは、落ち着いた大人なムード。場所柄、音楽家も多く通うと聞いて、あやかりに行った。クレープ・シュゼット、おいしかった。
窓の向こうはブルタヴァ川。
今どきのカフェで今どきなモーニングも。
ここは大人気で、いつも行列ができていた。
安さを求めてマックでコーヒー…のつもりが350円もしてびっくり。100円で飲めると思ったわたしが世間知らずだった。日本が安すぎ。。。
もっともっとカフェに行きたかったのだが、実は到着3日目から体調を崩し、ほとんどの時間ホテルで休んでいて、食欲もなかったのだ。
最後の数日は、疲れない程度に旧市街を散歩して、ちょこちょことカフェを巡っていた。
チェスキー・クルムロフもプラハ城もあきらめた。ドヴォルザーク・ホールというヨーロッパ最古のコンサートホールのひとつで、念願のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を予約していたが、これもキャンセル。。。泣
いつかチェコを再訪する楽しみが残った、ということで。
まったく無理をしなくても、万全の体調管理をしたつもりでも、海外旅行というだけで負担のかかるお年ごろになってしまったようだ。
まあそれも、生きてるからこそ。生きて旅を続けられているからこそ感じられること。
この旅も楽しかった。
2023年のポーランド・チェコの旅記録、これでおしまい。
読んでくださりありがとうございました。