4年前のちょうど今頃、抑うつ状態と診断されて約11ヵ月休職しました。
当時、療養って、なにしたらいいんだ?!とずいぶん困り、いろんな本を読み漁った。
休みの過ごし方がわからず、休んでるけど休めてない、という方は結構いるんじゃないかと思います。ので、そのなかで参考になった1冊をご紹介します。
以下は当時のブログに書いたもの。文章そのまんまです。お許しを。
■『うつからの完全脱出 9つの関門を突破せよ!』下園 壮太 著
ここに登場する方々ほど重症では全然ないのですが、
症状や反応はなんと似ていることか。
こんな指南書がほしかった、というような本でした。
陸上自衛隊のカウンセラーによる、
うつの回復までのレポート。
「実際にうつ状態から回復するためには、
病気そのものよりも、
自分自身の症状をどう考えるか、
どのように周囲の人々の支援を受けるか、
どうやってストレスの少ない環境を整えていくかなどの
医療以外のテーマの方が、
大きな要素になってくる。」
として、
その知識と経験をこの本に込めたと言います。
わたしにはカウンセラーはいないので、
この「医療以外のテーマ」を自分で進まねばなりません。
うつ状態にはいろんな段階があって、
その時々に抱える悩みや苦しみ、
陥りやすい考え方や行動がある。
それをどう捉え、
どう、回復への道を外れないようにするか、
様々なケースを紹介しながら、
説明されています。
休職して「療養」していても、つい、
こんなんじゃだめだ、
もっと〇〇した方がいいのではないか、と、
常に自分を批判的に見て、
何かをしよう、探そう、としてしまいます。
自分を責め、焦っているところがあります。
この本を読んで、
まずは気持ちがラクになりました。
それから、
すごし方を軌道修正しようと思いました。
やってみます。
---当時の文章、ここまで---