声楽のレッスンで新しく習う曲を選んだので、楽譜を手に入れて、予習をしていました。
知りたい人がいるとは思えませんが、どんな風にやっているかをご紹介。

 

 

1.YouTubeでひたすら曲を聴きまくり、歌いたい曲を見つける

2.楽譜を探す。
ネットで1曲から購入できます。「英語の曲名+score」で検索すれば全世界から探せる。

3.購入してダウンロード。

キーは合っているか、ピアノ伴奏つきか、同名の違う曲ではないか(←ありがち)などなど確認忘れずに。

4.コンビニでプリント

5.先生の分をコピー

6.製本する(テープでつなげていくだけ)

7.言葉の読み方を調べてカナをふる。
メジャーな曲なら親切な誰かがカナをネットに投稿してくれている。
なければ泣きながら辞書を引きまくる。

8.複数の音源を聴いて、より原語に近いカナにする。

曲によっては発音指導の動画も結構あるので、探しまくる。

9.ひたすら譜読みをする。
音程とリズムが合うまで、何十回も何百回も粘着質に繰り返す。
演奏記号も頭に入れる。

10.息抜きに曲の成り立ちや作曲家のことや時代背景なんかを調べて楽しむ

11.レッスンで「初回のわりにできてるね」と言わせる(言われたことはない)

必ずしも順番どおりではないですが、だいたいこんな感じです。
これくらいまでやっておかないと、自習ですむことを高いレッスン代を払ってやることになってしまう。

体づくりやケアや感性を磨くと言ったことは、また別の話です。


新しく選んだ曲はシンプルな作りだと思ったのですが、1段目は♭4つ、2段目は#4つ、途中から♭5つ。その中にもこまめに#や♭やダブル♭や♮がちょんとついている。

絶対音感がないので、音源を聴きながら頭に叩き込みます。

 

時間がかかるし大変なときもあるけれど、ここまでは、やればやった分だけ報われる。だからもくもくとできる。

この情熱と執念を実利的なこと、たとえば資格試験や英会話などの学習に向けられたらどんなにいいかと思う。

 

ふんふんと鼻歌で音とリズムがだいたい取れてくる頃には、曲とずいぶん親しくなれたように感じます。

ですがレッスンで声を出してみると、またすーーーーっと宇宙の彼方まで遠ざかる。

レッスンした分だけ近づいた、とは、まずならない。

 

いまはまだ出会ったばかり。あなたはいったいどんな方なのか。

さて譜読みに戻ります。