風か、火か、地か

 

アーユルヴェーダでは、人は生まれつき「ヴァータ(風・空)」「ピッタ(火・水)」「カパ(地)」という3つの性質を持っていて、そのバランスの乱れが心身の不調を引き起こすと言われています。誰でも3つの性質をすべて備えていますが、特に優位の性質が、その人の体質タイプになります。3つのバランスはその時々で変わるけれども、基本の性質は生まれつき変わらないそう。
タイプによって適した食事法や運動も違いますし、見た目や性格の傾向もあります。施術で使うオイルやハーブも変わってきます。
ネット上でも診断ができるので、よかったらお試しを。


わたしはネットで調べたり、日本のサロンで診てもらったときは、ヴァータ(風・空)タイプでした。ヴァータは痩せ型、冷え性、便秘症、疲れやすい、などなどの特徴があり、たしかに当てはまります。ほかに、旅好きとか、思考が忙しい、なんて性質もあって、それもぴったりなのでおもしろいです。


「本場」のドクターがどう診断するでしょうか。興味津々です。

 

果たして「本場」の診断は?

 

診断は、なぜか初日でなく4日目。50くらいの質問に答えていきます。英語なので、聞かれてることはだいたいわかるのだけど、すっぱりyes/noと言えないところをうまく相談できないのが残念でした。そういうところは適当に。

診断結果は、やはり「ヴァータ(風・空)」でした。ピッタ(火・水)もそこそこ強いので、「ヴァータ/ピッタ」タイプ。
ドクター「初日に脈を診たときは、ピッタの脈だったんだけどね」
(ドクターは脈でもわかるようなのです)

(ヴァータさんは旅好き。風のように一か所にじっとしていられないタイプ。当たってる? 写真はインド洋)


そういえば、7月に日本のサロンで診断してもらったとき、「タイプ分けではヴァータだけど、いま不調だとおっしゃってることは、ピッタが引き起こす症状ですね~」と言われました。
夏はピッタが強くなるというので、そのせいもあるかもしれません。自然界もこの3つの性質があって、季節によっても、1日のなかの時間帯によってもバランスが変わります。


ヴァータだからなに?という話はここではありませんでした。ヴァータ向けダイエット情報をWhatsAppで送るよ、と言われましたがアプリを入れてないので受け取れず。
後になってドクターに聞きたいことが次々湧いてきます。