アーユルヴェーダ施術3日目は、腸のクリーニング。パンチャカルマと呼ばれる、体を浄化する施術のひとつです。

「やりたくなければ、なしでもいいよ」とドクターに言われましたが、確かにちょっと恐いけれど、胃もたれと便秘は長年の困りごと。アーユルヴェーダではデトックスを非常に重視していますし、トライすることにしました。
朝ヨガのとき、まわりの先輩方から「今日がクリーニング・デーね。がんばって!」と励まされて、いざ診察へ。

この日は朝食も薬もなし。8時に体調を確認されたら、まずお腹のマッサージ。それから丸薬を飲む。そのあとは部屋に戻り、お湯をたくさん飲むように指示されました。ふだん水分をあまり摂らない(摂れない)こともあり、早々にお腹がたっぷんたっぷんで気持ち悪い。でも腸が動く様子はない。


11時に朝食と紅茶が部屋に運ばれました。こんなこともしてくれるんですね。やさしいお味のお粥です。


ドクターから電話があり、「全然出ません」と言うと施術室に呼ばれ、そこで液体を渡されました。特に味はしないけれど、オイルみたい。

12:30に早くもランチが届きました。早い。けど食べられる。


辛いっ!! スープがむちゃくちゃ辛い。喉がひりひりして咳き込む辛さ。「(体質的に辛いのは避けなさいって書いてなかったっけ)」と思いながら、ごはんをスープに入れて完食。

その辛さで、お腹をくだしました。そのためにこんなに辛くしてるのかしら。
下痢は体力を激しく消耗します。午後は足のオイル・マッサージがあったのと、海で夕焼けを見てたほかは、部屋でぐったり。


19時に夜ごはんを持ってきてくれました。今度はやさしいお味。

 

 

お腹に重い気はしたけれど、完食。その後、すぐに寝てしまいました。

下痢は翌日にはすっかり治まっていました。確かに下しはしたものの、出しきった感じはありません。それに、辛すぎるものを食べてお腹を下すことは普段からよくあるので、浄化された気分でもない。


まわりの人は吐いたり下したり、結構大変だったようです。わたしの腸ががんこなのか。と思ったけれど、どうも処方される薬が違う様子。みんな1ヵ月くらいの滞在の方なので、ずっと本格的な施術になるのかもしれません。短期滞在なので、これくらいで助かりました。