ラフマニノフの歌曲「ヴォカリーズ」のレッスン1回目。
終わったときの先生の感想は、「歌えるような予感がする」笑
はい、わたしも可能性はあると思いました笑笑
予習のときに音程がわからなくなりやすかった個所は、レッスンでもやっぱり音程を外した。ひたすら聴いて覚えるしかない。家にピアノがあると手っ取り早く確実に音程がわかるのだけど、ないので、方法を考えます。
(ナタリー・デセイの「ヴォカリーズ」。透明感がある明るく高い声。美しい。。)
後でレッスンの録音を聴くと、音程がわかってるつもりのところも、声は全然その音に届いてない。これはいつものことで、歌ってる時に脳に響く声と、空気を伝達して耳に届く声とが違うのです。脳内でポジティブ返還されちゃって、正しく歌えてる気になる。
音程だけでなく、声もそうです。
気持ちよく歌ってると先生にダメ出しされる。録音を聴くと確かに、ダメ出しされた声はよろしくなくて、指摘後は直っている。
歌ってる時によいと感じる声でなく、先生によいと言われる声になってるときの、脳内に聞こえる声だったり、体の感覚だったりを覚えていくしかありません。
(同じくナタリー・デセイで、歌唱法としての「ヴォカリーズ」(母音だけで歌う)で歌われるグリエール作曲「コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲 作品82、アンダンテ」 コロラトゥーラ)
「ヴォカリーズ」では、最後にとんでもない高音の個所があります。
音符が五線譜をはみ出しすぎて冗談みたいに見えますが、高い「ド」の、半音高い「ド」。「ハイC」と呼ばれる音です。
わたしにはとんでもなくても、ソプラノだとここまでは出せて当たり前というか、よく出てきます。
ここだけ出せと言われたら出なくもないですが、歌の中で出すのは大変で、さらに大変なのは、ハイCを出したあとに続く普通の高音。もう力尽きてるんだから、もうちょっと低くしてほしい。と毎度思う。
まあ、まだハイCを気にする段階ではない。
まずは次までに音程を確実に取れるように復習します。