「あんた、ひどいアレルギーだねー」
血液検査の結果を見て、先生が開口一番。
「これじゃ喘息になってもおかしくない。うがい続けてる?」
どきっ。
しばらく前にのどの痛みがひどくて耳鼻咽頭科で診てもらったところ、乾燥からくる荒れということでうがい薬を処方され、ついでにアレルギー検査もすることに。
その結果、アレルギーの強さは、基準値170以下のところ1810という高い高い数値でした。たしかにひどい。
スギやヒノキを筆頭に、数多くの花粉や、ダニ、ハウスダストに高い陽性反応があり、年中アレルギーが出ています。中でもスギは、これ以上の数値は出せませんという最高点。もちろん、そういう状態なのは体で感じていましたが、数値をずらっと示されると、なかなかのインパクトです。
@engin-akyurt
苦しいでしょ?と聞かれても、鼻が詰まってるのも何となく息苦しいのも、くしゃみが止まらないのも、当たり前すぎて医者に訴えることも頭に浮かばないほど。
「それが普通になっちゃってるんでしょ。いまは鼻炎ですんでるけど、アレルギーが肺に出れば喘息だからね。うがいを朝晩続け、水分をとって常にのどを潤しておくこと。花粉症も、症状が出る前に必ず薬を飲み始めなさい」
実は指示されてたうがいは、面倒で全然やってません。水分も相変わらずとってない。ここまで言われてやっと、こんなあぶない状態にあることや、うがいと水分の大事さを理解しました。以来、まじめに取り組んでいます。
自分の状態を数値など客観的な指標をもとに把握すること、治療やケア、予防についても、何がどう作用してどうなるかという理屈を正しく理解すること、大事ですね。