気づいたら仕事は限界にきていました。なにも考えられないし、やれない。プライベートでもつらい時期が続いていて、それが仕事にも飛び火してしまい、逃げ場がなくなっていました。
有休をとったところで、やりたくない仕事が消えるわけではなく、気は晴れません。転職活動する気力も自信もなく、辞めたら食べてけない、休職したら首を切られる、などと思ってしまう。
こういう反応はウツ症状によくあるようですが、渦中にいるとわかりません。
その頃はコーチングも休んでいて、同僚や上司も敵に見え、ひとりただ考え続けていました。急な休みが増えていきました。
@Atharva Tulsi
疲労の蓄積だったリ、更年期で体の変化も大きかったりと、実際に体も弱っている時期でした。メンタルが健康なら、体の変化に気がついてケアをできたかもしれないし、体のケアができていれば、考え方や行動ももう少し健全さを保てたかもしれません。ですが健康に自信があり、しかも不調はじょじょに、心身同時にやってきて、気がつけませんでした。
いま、40代の女性に会うと、スキあらばレディスクリニックの受診を勧めてしまいます。ホルモンバランスの数値を調べたり、ホルモン補充薬などで調子のいい状態を思い出すことで、自分の状態を知ることができます。知れば、対処もできますとはいえ、まったく知識がなかったわけではないのに、わたしは受診しなかった。どうしたらあの頃の自分に、早い段階で自分の状態を知ろうとさせられたかな? と考えてしまいます。