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クリエイトブックス

本を出版したい人を応援しています!ブッククリエイターのオカビーによる「本」と「人」と「自然」との出会い

今回のスタディーグループのテーマはこれでした。

「お金というシステムとのつきあい方」

お金ってシステムだったの?という声が聞こえてきそうですが、単に貨幣と紙幣の組み合わせでは無いようです。主なものとしては「交換・備蓄・増殖」という機能を持つシステムであり、経済活動の「血液」ともいえるものです。

お金の価値を保証する「信頼」は日本政府に裏書きされています。でもたとえば、次のような話もあったりします。

・1万円札には「1万円の価値」があることは、政府が保証している。とはいえ、過去においてその保証が反古にされたことは歴史的に何度もある(日本でも世界でも)。
・「紙幣(銀行券)」は日本銀行が発行(保証)する債務であって、日本政府が発行している訳ではない。
・国立印刷局が印刷しているが、「政府紙幣」ではない。

……だんだん頭がこんがらがってきますね!
でも、そんな話は置いといて(^^;

「あなたにとってお金とは?」というテーマを掘っていきました。
どうお金とつきあいたいか、どう使いたいか、どうあってほしいか…。
自分の考えを仲間とシェアしながら、同時に仲間のシェアが「いいね!」と思ったらメモしたり。
自分らしくお金とどう付き合うか、次第にそんなテーマへと展開していきました。

今回もたのしい雰囲気で盛り上がったスタディーグループでした。
懇親会もよかったです(^ ^)

【参加者の声】

「お金の気持ちになる」というワークは初体験だったのでおもしろかった。(Y.M.さん)

「お金」が理由でやりたいことができないのは何故かの探求がしたかった。(良かったこと)「お金がない」というのは、結局自分でつくった“言い訳”なんだなあと思ったこと。人には役割があって、自分にできないことに活かせず、自分ができること、やはり“好きなこと”に活かしたほうがいいなあと感じました。(加藤隆明さん)

【次回開催予定】


本田健の新刊「読むだけでお金に愛される22の言葉」 の発売を記念して、ずばり「お金に愛される人になる」をテーマに行ないます。



テーマ:
『「読むだけでお金に愛される22の言葉」 特別編 ~お金に愛される人になる~』
日時:2012/08/23 19:00~21:00
場所:東京都千代田区
申込:http://www.aiueoffice.com/sg/facilitatorlist.cfm#Leader_45


ご参加をお待ちしています(^^)/
週末にライティング・ワークショップの1日目を開催しました。
3日間で小冊子を完成させて、お持ちかえりいただくプログラムの第一日目です。

いきなり書き始めるというのではなく、書くためには準備が必要です。

その準備とは、企画書、目次そしてプロフィール(自己紹介文)の3つです。
基本的にこの3つを用意していると、不思議とスラスラ書き始めることができます。

でもおもしろいことに、ほとんど何の準備もないままにライティングワークショップに参加して、書き始める人もいらっしゃいます。それはどんな人かというと、

・自分が書きたいことが明確で、構成もほぼ頭の中にある
・すでに書いたものがあり、あるいは普段書き慣れていて、その延長で参加した
・普段話していることを書き留めるために参加した

というパターンがあります。今回もそんな方が今回お一人いて、ほぼ準備の無いように見えていながら、午後にはだいぶ書き進めていらっしゃいました。

以前にも、「プロの編集者に書いたものを読んでほしい」「小冊子の完成度を高めたい」という方もいて、一日のワークショップ終了後には笑顔で帰っていただいたこともあります。

プロセスがうまく進んだもうひとつの理由に、いっしょにワークする仲間の存在があります。

僕はいつも、同じとき同じ場所に、同じ目的(今回は本や小冊子を書くこと)で集まっていることには深い意味があり、必ずおたがい学びあったり助け合ったりする関係が生まれることを確信しています。

偶然は無いというか、いつもそこにはサポートや大きな力、あるいは愛情が満ちているのを感じています。僕たちがその場に留まること、想いをカタチにすることをしっかり決めているかぎり、「場の力」(と呼んだらよいのでしょうか)が働き、物事がスムーズに進む感覚です。

だからワークショップはたのしい!
あなたもタイミングが合えばご一緒しませんか?
次回開催は8月4日(土)、19日(日)です。あとお一人のみ受け付けています!
詳細・申込は下記までどうぞ。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/e3a9ac9a143331

【参加者の声】

(期待してきたこと)自分の中にたまっているものを吐き出す。(良かったこと)参加者のメンバー。なごやかに進みました。(感想)疲れた…。やっぱり時間と場所をとってやることが大切ですね。ありがとう(^^  (S.H.さん)

(期待してきたこと)書くことを始めること。(良かったこと)場の力が誘ってくれたので書けたこと。(感想)まだ書くことに対してエンジン全開してないと感じました。このワークがなければ、やはり書き始めるのは難しかったと思います。タイミングに感謝です。(中岸無風さん)

(期待してきたこと)本を書きたいということが形になるかも……と思った。(良かったこと)書く道筋がわかって、一人だとまとまらなかったのが、バランスよく書けて良かった。意外と書きたいこといっぱいあるなと思いました。(感想)いっしょにいてくださった方も、やさしく受け入れてくださってうれしかったです。(N.Y.さん)

(期待してきたこと)文章にしてみること、書けるんだ……という感覚を得たい。(良かったこと)フィードバックをもらったことで、自分の文章のトーンが確認できたところ。(感想)やはり、同じ時間、同じ場所に集まる人たちには、なにか意味があるなあ……と感じました。(H.T.さん)

(期待してきたこと)自分の中にあるものを絞り出す良い時間になれば。(良かったこと)書くって楽しいかも!?と思えた事。(気になった事)見出しから文がずれていってしまうこと。(感想)本を書くってこういうこと!?と体感できたこと。いい本ができそうな予感がしたこと。(細川直樹さん)
七夕の日、友人のサロンで『目次づくりワークショップ』を開催しました。

プロフィールづくり、企画書づくりと進んできて、目次づくりにたどりつくと、自分の本や小冊子についての見通しがずいぶん変わってきます。

最初は「なにを書いたらいいかわからない」「書きたいと思っているけれど、迷っている」と感じていた人も、繰り返し様々な角度から「自分の感じていること、考えていること」に光を当てるごとに、よりそれが明確になってきて、道筋が明らかになってきます。

おもしろいことに「自分が書きたいものが明確になっている」と感じている人にとっても、その書きたいものを自分で掘り下げること、参加者どうしでシェアすること、フィードバックをもらうことで、それがより深く確かなものへと変わっていきます。

「目次」とは、読者にとっては「内容紹介」ですが、これから書く人にとっては本や小冊子に書く内容の整理であったり、どこまで書いてどこからは書かないと決めることでもあります。そして、自分がこんなことを感じたり考えたりしていたんだ!と再発見する作業……それが目次づくりでもあるのです。

目次さえあれば、いざ書こう!というときの大きな助けになります。道に迷わなくなるというか、設計図に沿って創れる安心感があるのです。また、目次の内容に沿ってさえいれば、どこから書いても良い、書きやすいところから書けば良いという気楽さも手にすることができるのです。

【参加者の声】
コンテンツの目次が目に見える形でできることを期待してきた。あらためていろんな角度で言葉にしてみたことで、より明確に整理できたのが、とても良かったです。今日は疲れました~。毎回、予定の時間で成果物が出るところがすばらしいです。いつもありがとう。(H.T.さん)

(良かったのは)普段使わない脳みそを使ったこと。前回より気をねることができなかった。(細川直樹)

(期待してきたこと)これを見れば、何から書けば良いかわかる物をつくること。(良かったこと)自分の書きたいことが整理できたが、もっとあるなーとも思った。(感想)やっぱり、こういう時間をもつことが貴重だなと思った。一人じゃできないです。でもできて良かった。どうもありがとう。(S.H.さん)


さて次はいよいよ「ライティングワークショップ」です!またどんな本や小冊子が誕生するのでしょうか。本当に開催が待ち遠しい今日この頃(^^

タイミングが合う方は、まだ若干お席に余裕があるので、ぜひこの機会にご参加ください。

「ライティングワークショップ」申込サイト:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e3a9ac9a143331
今回も友人のサロンをお借りして、仲間の応援サポートをさせていただくワークショップとなりました(^^

「どんな企画書を書くか」。参加してくれ方が朝来たときに、それはまだ定まっていなかったかもしれません。それでもワークショップ最後には、みんなそれぞれの「企画書」を発表してくれました。

どの企画書も、「自分の中心から発している」という印象があって、静かだけどとてもパワフルで、自然と心を揺り動かされるものばかり。一人ひとりのスッキリとした顔は、エネルギーがみなぎっているというか、「自分としっかりつながっている」と感じさせてくれるのがとても印象的でした。

今回も、集まってくれたみんなと同じ場所で同じ時間を過ごせたことに、不思議なご縁を感じましたし、心から感謝しています。
それにしても、早くみんなの書いた本・小冊子が読みたい!


続く「目次づくりワークショップ」はおかげさまで残席一名となりました。
タイミングのあう方はぜひ、ご一緒しませんか?
ご参加をお待ちしています。

「目次づくりワークショップ」都内開催の詳細は下記までどうぞ。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8c5d6766189673


【参加者の声】
企画書として相手に伝えるために必要なことを期待してきた。自分の軸がまた、はっきりしてきた。オカビーの落ち着いた声のリードがいいです。(もっちさん)

(期待)自分の伝えたいことがより明確になること。自分の伝えたいことを言葉にすること。(良かったこと)ステップを踏んでいくことで、自然と自分の伝えたいことが形にできたこと。(感想)今日も有意義でした。どうもありがとう。(H.T.さん)

(期待してきたこと)何か形になるかな?人生進むかな?(良かったこと)自分の中にあるものが形になって、出てきた感じはします。(気になったこと)全脳思考のところが盛り込まれすぎ。(感想)今回も途中苦しくなりました。この時間のためにお金と時間を使っていると思います。一人ではできないから。今回は煮詰まっている僕を待ってくれましたね。ありがとう☆(N.H.さん)

(期待してきたこと)小冊子を作るにあたって考えを絞り出す、まとめる。(良かったこと)方向性が定まったこと。これでプロフィールも書けそう。(感想)やっぱり一人じゃできないなと思いました。脳が「うに」になりそうだけど、書けてよかったです。(^^)(S.H.さん)
実は戦前、戦後の大転換期に、現在の出版流通制度の基礎ができました。それは大手取次を中心として、全国の書店と東京に集中する大手出版社(版元)との間の流通と金融を集約するためのものでした。同時に、取次の主要株主である大手出版社にとって都合の良い「制度」として定着したものに過ぎないのです。

【商業出版が抱える問題点】
・出版社、取次、書店の3者を通すので、流通ロスが大きい(流通の問題)
・同時に支払いが遅い(キャッシュフローが悪い)
・版元は出荷と返品の狭間で、商品在庫を大量に抱えざるをえない(在庫リスク)
・実質的には不良在庫であっても、会計上は資産勘定に入れてしまう独特の会計基準(会計上のリスク)
・注文してもすぐに本を届けられず、一方、在庫切れで注文に応えられないこともある(販売機会の喪失)
・一冊あたりの売行きが減っているので、大量のタイトルを発行しなければならない(多品種少量生産への移行に伴う、編集制作コストの増大)

これだけの問題点を抱えながら、なぜこの出版流通制度が維持されているかといえば、ひとつには新しい制度設計ができないから。古い制度を壊すことは、既得権を手放すことと同じです。具体的に言えば、大手取次は主要株主である大手出版社(老舗出版社)とは低い掛け率(60%台)で取引し、その他大勢の新参出版社とは不利な掛け率(70%台)で取引をしています。出版社にとってはそれだけ利幅が小さくなります。それだけでなく、支払い条件も大手/老舗には翌月振込みますが、中小/新参出版社には3か月後から半年後の支払いということさえあるのです。

また、大量生産、大量販売の時代には、既存の流通制度でも少々のムダは問題とはなりませんでした。大手版元がしかけるベストセラー作家の販売戦略は、書店・取次・版元が一体となって進めるので、既存の流通制度でもきちんと機能します。しかし実際問題、そのような本は千冊に一冊もないでしょう。つまりその他大多数の「普通の本」は、様々な問題点を含みながらも既存の流通制度に依存せざるを得ないのが現状です。


一方で、早くから既存の取次の流通制度に見切りを付けて、独自の流通・金融制度を立ち上げた気鋭版元も少なくありません。書店との直取引による販売網を築き上げたディスカヴァー・トゥエンティワンやトランスビュー、読者との直接販売が中心の日経BPやベネッセ、大胆なマーケティング手法を導入したディアゴスティーニや求龍堂など。彼らのように、まったく新しい出版流通制度を作ることで成功している事例が次々と誕生しています。


少し硬い話が長くなりましたね……(^^; 

続いて、これからの時代の出版流通の在り方を、新しい視点から見ていきたいと思います。