いつもありがとうございます、
神戸です。
今日は、宝地図マスターコース
運営のため、オフィスに移動する中での
執筆です。
いや〜夢が叶い続けるのは
本当に楽しいもので、
人生ってこんなにも光に
溢れているんだなと、
受講生の方を見ながら
感じさせていただいています。
でも、そんな中で
伸び悩む人がいるのも事実です。
「どう頑張ればいいのか
わからない」
「集中力が続かない」
「継続できない」など、
滞りを感じる方がいるのも事実。
そんな時は歯を食いしばって
「頑張る」よりも、
「脳の使い方」を変えてみるのが
おすすめです。
なので今日はいつもより、
ちょっと脳の話を
深めてみましょう。
よかったら、
お気に入りの飲み物を片手に
リラックスしながら
読み進めてくださいね。
「もっと自分を変えたい」
「思い切って新しいことに
チャレンジしたい」
そんな思いが湧いてくること、
ありませんか?
でも、慣れ親しんだ
毎日の繰り返しの中で、
「どうせ無理だよね…」
「また同じ失敗を
繰り返してしまう…」
「なんか面倒くさい...」
そう感じてしまうことも
少なくないはずです。
実はその
「変わりたいのに変われない」
もどかしさには、
私たちの“脳の使い方”が
深く関係しているんです。
そして、あなたが
「本当に人生を変えたい」
「もっと自分を活かしたい」
と願うなら、
知っておいてほしい秘密があります。
それは、人間だけが
特別に発達させた
「新しい脳(新皮質)」の力です。
この新しい脳が持つ“4つの力”——
想像力・計画力・内省力・反省力——
この4つを意識的に使いこなすことで、
心の習慣も、日々の行動も、
驚くほどしなやかに
変化していくのです。
今日は、その仕組みと
具体的な活かし方を、
心理カウンセリングや
傾聴・潜在意識ワークの現場で
実際にあったエピソードも交えながら、
わかりやすく解説していきますね。
1. なぜ「人間だけの脳」が大切なのか?
「人間は他の動物と
どう違うの?」と聞かれたとき、
いちばん大きな違いは、
やはり“脳”の進化にあります。
特に、人間の脳のうち
“前頭前野”を中心とした
「新皮質」は、
動物にはない圧倒的な
発達を遂げている部分。
ここには、私たちの人生を
形づくる「思考」や「判断」だけでなく、
「未来を思い描く」
「自分を振り返る」
「人の気持ちを想像する」
といった複雑な働きが
詰まっています。
ですが、この“新しい脳”の使い方を
意識せず、
つい感情のままに過ごしてしまうと、
「やりたいのにできない」
「後悔ばかり…」
「他人の気持ちが分からなくてギクシャク」
そんな悩みが慢性的に
なってしまうことも。
特に、
・毎日同じことの繰り返しで
“未来”を思い描けない
・家事や仕事に追われて
“自分自身”を見失ってしまう
・「また同じミスを…」と
責めてしまいがち
そんな風に感じている方ほど、
“新しい脳の力”が眠っている
可能性が高いのです。
でも、大丈夫です。
私たち人間は、生まれつきこの
「4つの力」を誰もが備えています。
ちょっとした“気づき”と
“使い方のコツ”を知るだけで、
何歳からでも脳は育ち直し、
人生を再設計できるのです。
2. 脳が変われば、人生が変わる
「どうして、脳が変わると
人生が変わるの?」
それは、“脳の使い方”が、
私たちの思考パターンや感情、
ひいては行動すべてに
影響を与えるからです。
心理学や脳科学の世界でも、
「脳の前頭前野は、未来を想像したり、
失敗を振り返ったり、自分自身の感情を
俯瞰したりできる唯一の“新しい脳”」
ということがわかっています。
つまり、
1)未来を想像する「想像力」
2)今日や明日をデザインする「計画力」
3)自分の心を深く見つめる「内省力」
4)失敗や後悔を次の糧に変える「反省力」
——この4つを意識的に育てることで、
「思い込み」にとらわれず、
「本当に望む自分」に近づけるようになります。
では、この4つの力を、
日常でどうやって育み・活かしていけば
よいのでしょうか?
このあと、
ひとつひとつ具体的なステップで
ご紹介しますね。
3. ステップバイステップのガイダンス:4つの力の育て方と実践法
1)想像力——“まだ見ぬ未来”を創造する
想像力とは、
「自分や世界の“これから”を、
ありありとイメージする力」。
たとえば、
「もし理想の自分になったら、
どんな朝を迎えている?」
「好きなことを思い切りやっている自分って、
どんな気持ち?」
…そんな風に、まだ現実になっていない未来を、
頭の中で“体験”できる力です。
脳科学的にも、「未来のポジティブなイメージを
繰り返す」ことが、行動を変える原動力になると
わかっています。
【実践ワーク】
毎朝1分だけ、「今日を終えたとき、
どんな気持ちでいたい?」を
イメージする時間を作ってみましょう。
小さな未来でもOK。
繰り返すほど、“なりたい自分”の
脳内回路が強く育ちます。
2)計画力——“理想”を現実に近づける
計画力は、
「目標に向かって“今できること”を整理し、
行動へ落とし込む力」です。
夢や目標を「できることリスト」に分解し、
無理なく一歩ずつ近づけるようになると、
「私はちゃんと進んでる」
という小さな自信が積み重なります。
この力は、特に女性の
「家庭・仕事・自分の夢」の両立や、
忙しい日々の中で「やりたいこと」を叶えるための
最強の武器。
【実践ワーク】
やりたいこと・叶えたいことがあれば、
「できたらいいなリスト」を手帳やノートに
書き出してみましょう。
そこから“今日できる一歩”を1つ選び、
スケジュールに入れて実行してみてください。
3)内省力——“心の声”に耳を傾ける
内省力とは、
「自分の内面を観察し、今の感情や考え、
価値観に気づく力」。
「やるべきこと」ばかりで頭がいっぱいになると、
本当の自分の気持ちや望みが見えなくなります。
内省の時間を取ることで、
「本当にやりたいことは何か」
「いま無理していないか」
「本当はどんなことにワクワクするのか」
そんな“心の声”に気づけるようになります。
【実践ワーク】
夜寝る前に1分だけ、
「今日一日、どんな気持ちが
心に残っている?」と
自分に問いかけてみてください。
感情を否定せず、
「ああ、いま疲れてるんだな」
「なんだか今日はワクワクしたな」
と、言葉にしてあげるだけでOK。
自分と仲直りしやすくなります。
4)反省力——“失敗”を未来の糧に変える
反省力とは、
「失敗や後悔を“自分を責める材料”にするのではなく、
“次はどうする?”に活かす力」です。
「またやっちゃった…」と落ち込むだけでは、
脳は“苦手意識”を強化してしまいます。
大事なのは、
「なぜこうなったのか?」
「次に同じ場面が来たらどう動きたいか?」
と、“自分を責めずに振り返る”視点。
【実践ワーク】
週に1度でも、「最近ちょっと後悔したこと」を
3行だけメモして、
「じゃあ次はどうしたい?」と
未来の選択肢を1つだけ書き添えてみてください。
小さな“未来志向の反省”が、
新しい行動を後押ししてくれます。
4つの力は、
誰もが「何歳からでも」育て直せる
「でも私には難しそう…」
「今さら脳の力なんて、もう手遅れかも…」
そんな風に感じていませんか?
でも、ご安心ください。
脳は「いくつになっても新しい回路を
作り直せる」ことが、
最新の脳科学研究でも明らかになっています。
たとえ今はネガティブ思考や自己否定が強くても、
小さな“新しい使い方”を繰り返すほど、
脳の中で「幸せや自信のための新回路」が
ちゃんと育ち始めます。
毎日ちょっとずつ、
“未来をイメージし”
“行動を計画し”
“心の声を聴き”
“やさしく反省する”。
この4つを意識的に生活に組み込むだけで、
自然と「変わりたい私」から
「変わる私」に変化していけるのです。
4. いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね。
Q1.
「想像力が全然働きません。
何をイメージすればいいのか
分かりません…」
最初は抽象度高く
“ふわっと”で大丈夫です。
たとえば
「朝、スッキリ起きたい」
「好きなカフェで本を読んでいる自分」
など、小さなシーンを
頭の中に浮かべてみてください。
写真や絵を眺めるだけでも、
脳の想像回路は動き出します。
コツは「完璧な未来」でなく
「ちょっといい気分」になれる
イメージでOK。
毎日少しずつで大丈夫です。
Q2.
「計画を立てても、
続かなくて落ち込みます…」
計画力は
“続かなくてもOK”という前提で
始めてみてください。
最初は1日1個、
小さな「できたらいいな」を
手帳に書き出してみましょう。
できなかった日も、
自分を責めないことが何より大切です。
「また明日やればいいや」と
気楽にリスタートできる
“柔らかい計画”の方が、
脳が楽しみながら
育ちやすいんです。
Q3.
「内省や反省をすると、
自己否定が強くなってしまいます…」
内省や反省は
「自分を責めるため」ではなく、
「やさしく自分を知るため」に
使うものです。
感情や失敗を
“ジャッジせずに認める”だけで
十分です。
「今日もよくやったね」
「大変だったね」と、
自分自身にやさしい声をかけることを
大切にしてください。
やがて「私は私で大丈夫」という感覚が、
自然に芽生えてきますよ。
5. 脳が持つ4つの力が、人生を“やさしく”変えていく
いかがでしたか?
人間だけが持つ「新しい脳」の
4つの力——
想像力・計画力・内省力・反省力。
これらは、誰もがいくつからでも、
意識して育てていける
“人生の宝物”です。
「変わりたいけど変われない」
「同じことの繰り返しで
前に進めない」
「つい自分を責めてしまう」
…そんな悩みも、
ちょっとずつ“脳の使い方”を
変えるだけで、
必ず未来は柔らかく
開いていきます。
想像力で“なりたい自分”をイメージし、
計画力で“小さな一歩”を積み重ね、
内省力で“心の声”に耳を傾け、
反省力で“失敗”もやさしく次につなげる。
この4つを意識的に使うことで、
何気ない日常が、
ほんのりとワクワクや
優しさに満ちたものへと
変わり始めます。
どうか今日から、ほんの少しだけ、
自分の“新しい脳”に
優しい声をかけてあげてください。
あなたの中に眠る可能性が、
きっと大きく花開きます。
どんなに忙しい日も、疲れた日も、
「想像力・計画力・内省力・反省力」
この4つの力が
あなたの毎日に、
小さな希望と新しい選択肢を
もたらしてくれるはずです。
あなた自身と、あなたの未来に、
心からのエールを送ります。
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