いつもありがとうございます。
神戸です。
先日は「傾聴の学校2nd」
の最終日でした。
大好きな仲間たちとの
時間は、かけがえのない
宝物ですね。
でもこの感覚、
わたしにとっては
学生時代には一度も
味わったことのないもの。
なぜ今になって
感じられるようになったのか?
それはきっと、
“フルスイングで生きる”ことを
選んだからかもしれません。
あなたには、大切な
「仲間」っていますか?
「いる方」「いない方」
どちらもいらっしゃるかと
思います。
今日はその「仲間」と
傾聴の関係について
お届けしたいと思います。
ぜひ、お好きな飲み物を
片手に、リラックスして
読んでみてくださいね。
今回のテーマは、Google社が
行った「プロジェクト・
アリストテレス」と、
私たちが日々活かせる
「傾聴術」とのつながりです。
1)「もっとチームワークを
よくしたい」
2)「思いやりある関係を築きたい」
そんな方にとって、
“心理的安全性”と“傾聴”は
とても大きなヒントに
なってくれるでしょう。
1. 心理的安全性とは
「プロジェクト・
アリストテレス」とは、
Google社が高パフォーマンスな
チームの共通点を調べた
大規模な研究プロジェクトです。
結論はとてもシンプルでした。
「成果の高いチームには
“心理的安全性”がある」
心理的安全性とは、
ミスを責められず、
自由に意見が言える状態のこと。
しかし現実には──
・上司の前で話しにくい
・何を言っても否定されそう
・どうせ分かってもらえない
そんな風に心を閉ざして
しまうこと、ありますよね。
こうしてチームや家族の中でも、
誰にも本音を言えず、
ただ枠組みだけが残る……。
それが「チームの機能不全」の
はじまりでもあるのです。
2. 安全性を高める“傾聴術”とは
Googleの研究でも繰り返し
強調された心理的安全性。
これを高める手段として、
私たちが個人でできること──
それが「傾聴術」です。
傾聴とは、
相手の話を評価やアドバイスを
加えず、ただ受け止めること。
じっくりと“聴く”姿勢こそが、
相手の心に安心感を
与えるのです。
ハーバード大学の研究でも、
意見が言いやすい雰囲気の
あるチームは、
・生産性が高い
・精神的にも安定する
という報告がされています。
安心できる空間があることで、
失敗もシェアでき、
信頼も深まる。
そんな“絆あるチーム”が
自然と生まれてくるのですね。
3. 今すぐできる傾聴術3ステップ
では、今日からできる
実践ステップをご紹介します。
1)呼吸を整えて、今ここに集中
イライラしているときや
頭の中がごちゃごちゃなとき、
人の話を受け止める余裕は
なかなか持てませんよね。
まずは、深呼吸。
「目の前のこの人の声に、
心を向けよう」
そう意識することが第一歩です。
2)肯定的な相槌を返す
「そうだったんだね」
「わかるよ」
そんな一言の相槌で、
相手の心はふっとほどけます。
頷きは言葉のない「共感」。
その力を信じてみてください。
3)言葉の裏側にある感情を感じる
「失敗しちゃったんだ」
そんな言葉の奥には、
きっと「悔しさ」や「悲しみ」が
あるかもしれません。
「きっと、つらかったんだな」
そうやって想像しながら
耳を傾けるだけでも、
相手は“分かってもらえた”と
感じやすくなります。
4. 傾聴が“チームの魔法”を生む
傾聴の力は、
単なる会話テクニックでは
ありません。
それは、
「あなたのことを大切に思ってる」
というメッセージを、
言葉以外の部分でも
伝える行為なのです。
その安心感が
「チームの空気」を変えます。
たとえば──
・部下が素直に悩みを打ち明けられる
・パートナーが穏やかに話してくれる
・ママ友との関係がギクシャクしない
そんな日常の中で、
“聴いてくれる人がいる”
というだけで、私たちは
自然と心を開けるようになるのです。
「傾聴の学校」では、
毎回この変化を実感する声を
たくさんいただきます。
「夫との会話が増えました」
「部下が前より明るくなりました」
「自分のことも少しずつ
好きになれてきました」
誰かを聴くことは、
実は自分自身を整える
ことにもつながっていきます。
5. まとめ
今日のポイントを
おさらいしましょう。
1)心理的安全性が
チームの成果を高める
2)傾聴が安心感をつくり、
信頼の土台になる
3)「呼吸・相槌・共感」の
3ステップから始めてみよう
今の時代、
「成果」や「効率」ばかりが
求められがちですが、
本当に大切なのは、
人と人との“つながり”です。
あなたの周りに、
もっと安心できる人間関係を
増やしていくために、
今日から1日1回だけでも
「聴く」ことを意識して
みてくださいね。
それはきっと、
あなた自身の心にも
やさしい変化をもたらしてくれるはずです。
傾聴は、誰でも今すぐ
始められる「やさしさの習慣」。
どうか、あなたの日常に
少しずつ取り入れてみてくださいね。
心をこめて。
神戸より愛を込めて。
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