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神戸です。
どうぞ、好きな飲み物を片手に
リラックスしながらお読みくださいね。
1.「避けられる人」に共通する距離感のズレ
「なぜか人に避けられる」
そんな悩みを抱えている方は
意外と少なくありません。
たとえば──
1)いきなり深い話題を振る
2)沈黙が怖くて喋り続ける
3)「もっと見て!」と近づきすぎる
こうした行動は、
無意識のうちに相手の安心感を
奪ってしまう原因になります。
逆に──
1)「どうせ嫌われる」と心を閉ざす
2)話しかけられても挨拶もできない
そんな態度は、
「距離を取られてるのかも」と
誤解されやすくなってしまいます。
がんばり屋さんや気遣いの多い人ほど、
こうしたズレが起きやすいのです。
2.「3段階の心の距離」を理解する
人との心地よい距離を
築くためのヒントとして、
“3段階の心のスペース”という
イメージがあります。
1)声が届く「パーソナルスペース」
2)気持ちを分かち合う「シェアリングスペース」
3)想いを深く共有する「コアスペース」
この段階を意識することで、
コミュニケーションが
ぐんと楽になるのです。
たとえば──
1)初対面には軽いあいさつ(パーソナル)
2)慣れてきたら日常の共有(シェアリング)
3)信頼関係が育ったら悩みを話す(コア)
この順番がとても大事。
いきなり「コア」に飛び込まず、
相手の様子を見ながら
距離を調整していきましょう。
3.「心の距離」を実践に活かすには?
それぞれのスペースに応じた
コミュニケーションを
どう進めれば良いのか?
順を追ってご紹介しますね。
1)パーソナルスペース
あいさつや天気の話など、
軽い接点からスタートしましょう。
「おはようございます」
「お元気ですか?」
その一言が、
相手の警戒心をゆるめてくれます。
2)シェアリングスペース
少し関係性が深まってきたら、
“できごと”や“小さな相談”を
シェアしてみましょう。
「最近こんな映画を見ました」
「よかったらおすすめ教えてください」
そんな話題でOKです。
3)コアスペース
心のつながりが感じられてきたら、
少しずつ本音に近い話も可能に。
でも、ここは慎重に。
相手の心に入る準備があるか、
様子を見ながら進めましょう。
4.「自分のスペース」も大切にする
心の距離は、
「相手に合わせるだけ」では
うまくいきません。
あなた自身にも、
“心の居場所”が必要なのです。
たとえば──
・相手が急に距離を詰めてきたとき
・疲れていて余裕がないとき
そんなときは、
無理して付き合わずに、
「今日は少し静かに過ごしたい」と
自分を守っていいんです。
自分のスペースを尊重することが、
結果的に人との良い関係を
築く土台になります。
5. よくある質問にお答えします
Q1:「仲良くしたいのに、距離を縮めるのが苦手です」
A1:
相手がまだパーソナルスペースにいるときに
踏み込みすぎると警戒されます。
まずは軽いあいさつから。
段階を追えば大丈夫です。
Q2:「苦手な人とはどう接すれば?」
A2:
パーソナルスペースでOKです。
あいさつだけ、最低限の会話だけ。
それで十分、大人の関わり方です。
Q3:「仲良くなりたい人がいるけど、
踏み込むのが怖いです」
A3:
シェアリングスペースの会話から
始めてみてください。
趣味や日常の話など、
気軽に楽しめるテーマが安心です。
6. 少しずつ、心地よい距離で人間関係は焦らなくていいんです
1)まずは声が届く距離で軽く挨拶
2)次に小さなできごとをシェア
3)信頼が育ったら想いを分かち合う
この3段階を意識して
あなたらしいペースで
関係を育んでくださいね。
あなたにはあなたの心地よさがある。
それを大切にしながら、
人とのつながりを楽しんでいきましょう。
あなたなら、きっと大丈夫です。
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