いつもありがとうございます、

神戸です。

 

どうか好きな飲み物を用意して、

どうぞリラックスしながら

読んでみてくださいね。

 

日常の中で

 

「家事も仕事も一生懸命がんばっているのに、

心はずっと息苦しい」

 

「周りがちゃんと楽しそうにしていると、

自分だけ取り残されている気がする」

 

「幸せを感じたいけれど、

毎日が無意識に重たくてしんどい」

 

そんな“生きづらさ”を

抱えてはいませんか?

 

日常生活はこなしているのに、

なぜか心のどこかが

ずっともやもやして

落ち着かない……。

 

実は、その生きづらさを

上手にほどいてあげるだけで、

意外なくらい日々の感覚が

軽やかになることがあります。

 

今回は、

 

「生きづらさから“自由”になる方法3選」

 

をテーマにお伝えします。

 

無理に頑張りすぎるのではなく、

ほどよく力を抜きながらも

心を変えていくアプローチです。

 

家事や仕事を掛け持ちして

毎日落ち着かない方、

人の温もりを求める方に

役立つヒントになれば嬉しいです。

 

どうか最後までお付き合いくださいね。

 

 

  1. 生きづらさが日常を覆い尽くす理由

 

「自分が嫌い」

「なんとなく不安が絶えない」

「何をしても楽しく感じられない」

 

こうした生きづらさが

日常を覆うとき、

人は往々にして

自分を責めたり、

あるいは外部の環境に

振り回されがちになるものです。

 

①「自分だけがダメなんだ」と、

自己否定にはまり込む

 

②「周りに理解されない」と

孤独を深める

 

③「どうせ何をしても変わらない」と

何も行動できなくなる

 

実際、心理学や脳科学の研究でも、

落ち込み状態が続くと

脳の「扁桃体」が過剰に反応し、

“否定的なセルフトーク”を

繰り返しやすくなることが

わかっています。

 

意識しなくても

ネガティブに自分を見てしまい、

より生きづらい方向に

流れてしまうのです。

 

それに加え、

仕事や家事・育児、

親の介護などに忙殺されると、

 

「誰にも助けを求められない」

「自分の感情を整理する暇がない」

 

状態に。

 

結果として、心がグッと重くなるという

悪循環が起きやすいんですね。

 

これは大変ですよね。

 

 

  2. 3つの視点でやさしく“自分”をほぐしてみる

 

では、どうすれば

この生きづらさから

自由になれるのでしょうか。

 

ポイントは、

 

「自分を取り戻すための

3つの視点」

 

を使って、

やさしく日常を整えることです。

 

たった3つの方法ですが、

少し意識を変えるだけで、

私たちの心は驚くほど

軽くなるんですよ。

 

①自分の感情に“気づく”時間をつくる

 

②安全な場所を

意図的に探す・つくる

 

③小さな“ありがとう”を増やす

 

この3つは、

それぞれが独立しているようで

実は相互に関わり合っています。

 

感情を認め、

安心できる場を用意して、

さらに周囲との関係を

温かく保つ——

 

それだけで

「生きづらいかも…」と

感じていた日常が

ゆるやかに変化し始めるんです。

 

 

  3. 3つの方法を実践してみよう

 

1) “今の感情”に気づく

 

まずは深呼吸をして、

自分の胸に手をおき

 

「ああ、いま私、

こんな気分なんだな」

 

と認識する習慣を作りましょう。

 

子どものお迎えの前や休憩時間、

仕事を始める前など、

 

ちょっとしたタイミングで

目を閉じて心に問いかけます。

 

スタンフォード大学(2013年) の

研究によると、

 

“感情を言葉にする”だけでも

ストレス反応が緩和されると

報告されています。

 

わずか数秒でも

 

「今の私はもやもやしてるな」

「ちょっと寂しいかも」

 

と心の中で言語化すると、

意外なくらい自己理解が深まり、

モヤモヤに

のみこまれなくなるんです。

 

2)安全な場所を意図的に選ぶ

 

生きづらさが強い人ほど、

外からの刺激に

敏感になりがちです。

 

だからこそ

「ほっと安らげる空間」

を確保してあげるのが大切。

 

自宅の中に1ヶ所だけ

“自分だけのコーナー”を

つくるのもいいですし、

 

近所のカフェや公園で

数分間ひと休みするのもOKです。

 

安全な場所とは、

決して豪華である

必要はありません。

 

「好き」という感覚が重要。

 

「ここなら落ち着けそう」と

感じられるなら、

そこがあなたの“安息の場”。

 

「今さら…」と遠慮しがちですが、

年齢関係なく、心の安心感を得るために

“自分がほっとできる居場所”を

見つけることはとても大事なんですよ。

 

3)小さな「ありがとう」を増やす

 

人との関係が

ギクシャクしているときほど、

自分をさらに

追いつめがちです。

 

「私、誰の役にも

立てていないのかな…」

 

と思い込むことも。

 

でも、ちょっと目を向けると、

周りに感謝できることって

意外とあるものです。

 

毎日同じ時間に

荷物を運んでくれる宅配便、

 

電車やバスを運行してくれる人たちなど、

 

直接顔を知らない相手にも

目をやると

「ありがとう」は

増やせます。

 

実は、“ありがとう”を

見つける癖をつけると、

 

自分自身が

愛されている感覚も

高まりやすいとされています。

 

心理学者マーティン・セリグマンの

研究でも、

 

「日常的に感謝の言葉を意識する人ほど

自己肯定感が増し、

うつ状態のリスクも下がる」

 

と報告されています。

 

最初は恥ずかしくても、

声に出して言う・日記に書くなど、

 

小さな実践を

続けてみてくださいね。

 

 

  4. 大事なのは“無理なく続ける”こと

 

生きづらさを

乗り越えるためには、

 

毎日コツコツと続けることが

とても大切です。

 

ですが、決して

“完璧主義”に

ならないように

気をつけましょう。

 

①感情に

気づけない日があっても、

 

「まあ、そんな日もあるよね」

と許してあげる。

 

②安全な場所を

探してもなかなか見つからないなら、

 

「もう少し落ち着ける

時間帯はいつかな?」

 

と気長に考えてみる。

 

③“ありがとう”を

言い忘れても、

 

「次こそ伝えてみよう」

とゆるくリスタート。

 

生きづらさを抱える人ほど、

 

「やっぱり私には無理だ」

と自分にダメ出しを

しがちですが、

 

何度失敗しても

またやり直せばいい。

 

そこが本当に

大切な部分なんです。

 

 

  5.  いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね

 

Q1:やる気が出ず、

気持ちが重いときに

感情を言語化するなんて

無理じゃない?

 

A1:

わかります。

 

心が重いときは

深く考えるのも

つらいですよね。

 

だからこそ、ほんの5秒でも

 

「今、私は重いのか…」

とふっと思うだけで

十分なんです。

 

細かく分析する必要は

ありません。

 

「重いね」「ダルいね」

という一言が出てくるだけでも

効果がありますよ。

 

習慣を変えていくのが

大切なんです。

 

Q2:家の中に

安全な場所が見当たりません…

どうすれば?

 

A2:

ご家族が多かったり

狭いスペースだったりすると、

なかなか難しいですよね。

 

もし状況が許せば、

 

クローゼットや

窓際の一角を

 

「ここは私のスポット!」

と決めてクッションなどを

置くのも一手。

 

あるいは昼間に少しだけ

 

ベランダや近所の公園など、

自分だけで行ける

小さな空間を探してみてください。

 

設定次第で

なんとでもなりますよ。

 

Q3:感謝を伝える先が

見当たらない気がします…

どうやって見つければいい?

 

A3:

最初は

 

「身近にありがとうなんて

思えない」

 

と感じるかもしれません。

 

そこでおすすめなのが、

 

“間接的に支えてくれている人たち”

に注目すること。

 

コンビニやスーパーで

対応してくれる店員さん、

 

公共インフラを

維持してくれる方々など、

 

「あ、こういう人たちの

おかげで私の生活が

成り立ってるんだ」

 

と気づくことから

始めましょう。

 

慣れてきたら

家族や友人にも

伝えやすくなるはずです。

 

 

  6.  あなたの“生きづらさ”は、自由になる入り口

 

生きづらさって、

ある意味では

 

「もっと自分らしく

生きたい」

 

というサインでも

あるんです。

 

今回お伝えした3つの方法——

 

①自分の感情に気づく

②安全な場所をつくる

③小さな“ありがとう”を増やす

 

この3つを心がけるだけで、

 

今までギュッと

固まっていた心が

 

少しずつほどけていく感覚を

味わえるかもしれません。

 

何も一瞬で

生きづらさが消え去る

わけではありません。

 

でも、一歩ずつ

 

「大丈夫だよ。

私は私でいいんだ」

 

と認めていくことで、

 

驚くほど気持ちが

軽くなる瞬間が

増えてきます。

 

日常のちょっとした場面で

 

感情に気づけたり、

ホッと落ち着けるコーナーを

確保できたり、

 

周りの人に素直に

「ありがとう」と

声を掛けられたりするだけで、

 

気づけば

 

「昔よりずっと

生きやすいかも」

 

と思えるように

なるんです。

 

あなたの心は、

思っている以上に強く、

そしてあたたかいもの。

 

どうか焦らず、

無理せず、

 

この3つの方法を

試してみてくださいね。

 

“生きづらい”と思っていた

日常が、

 

少しずつ解放される

きっかけになるはずです。

 

ゆっくり、やさしく、

自分らしい自由を味わいながら

進みましょう。

 

あなたの幸せを、

心から応援しています。

 

神戸より愛を込めて。

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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