脳が騒がしくて休めない
いつもありがとうございます、神戸です。
おかげさまで今日も忙しく仕事をさせて
いただいております。
気づけば4月も中頃ということで、
もうこんなにも時が絶ってしまったのだなと感じます。
どうしてもわたしは1日に予定を
詰め込んでしまいます。
しかも、すべての予定に全力で向き合ってしまうので、
健康にすごすためには休息の仕方が
鍵となってきます。
うまく休むことができたなら、
翌日も全力で仕事に打ち込んだりサーフィン
できたりしますよね?
今日は、そんな休息方法についての記事を
書きたいと思います。
よろしければ、こちらの脳を休ませるためのBGMを
流しながらご覧になってくださいね。
【波音で眠る】マインドフルネスBGM 脳を完全に休ませる
https://youtu.be/yQozC0WP8Es?si=dtuMDm_sPdR-Mp_z
好きな飲み物を用意して、
少し肩の力を抜きながら読んでみてくださいね。
「夜ベッドに入っても、頭のなかで
今日の反省や明日の予定が
ぐるぐる回って眠れない……」
「休みの日もなんだか気持ちが落ち着かず、
ずっとSNSを眺めてしまう、結果休めない」
そんなことってありませんか?
実は、現代のわたしたちの脳は
常にフル回転しがち。
仕事での情報処理、家事や育児の段取り、
SNSの刺激的な情報、
TVから雪崩のように流れ込んでくる情報——
気づけば頭が休まる暇がない状態に
なりやすいんです。
「ちょっとは休まなきゃ」と思っても、
いざ布団に入ると脳内が大忙しで、
まったくリラックスできない…
そんな経験ありませんか?
今回は、脳を完全に「黙らせる」ような
深い休息方法をお伝えします。
脳を静めたいあなたのために、
心理学の視点を踏まえながら、
ゆったり実践しやすい方法を
ステップバイステップで解説していきますね。
1. なぜ脳は“おしゃべり”をやめないのか?
いま、あなたの脳は多くの考えごとで
いっぱいかもしれません。
家事に追われやすい30代〜50代の女性や、
50代を過ぎて「このままでいいのかな」
と焦る方、仕事をがんばりすぎて
夜眠れなくなっている方——
脳に余白がない状態だと、
いつの間にか疲れが蓄積し、
心身の不調につながりやすいのです。
脳の中であれこれ考えが巡ってしまう主な理由は、
「次のリスクに備えたい」
「もっと効率良くしなくちゃ」
という“警戒モード”が働いているから。
脳科学の研究によると、
脳は常に「今、危険はないか」
「やるべきことはないか」をチェックする
習性があるといわれます。
そのため、せっかく布団に入っても、
急に「明日の準備大丈夫?」「夕飯の残りは?」
「月末の支払いは?」と考えてしまう。
ちょっとした家族の言葉や、
SNSの書き込みが気になって寝つけない——
そんな状態に陥るんですね。
しかし、脳は休む暇がなくなると、
やがて集中力が落ちたり、
情緒が不安定になったりしやすくなります。
いわゆる「脳過労」の状態です。
休みたくても休めない脳を、
どうやって“黙らせる”か?
ここが今回の大きなテーマなんです。
2. 脳を「オフ」にする3つのアプローチ
脳を完全に黙らせるには、
根性で「何も考えない!」と頑張るのではなく、
むしろ“今ここ”で自然に静まる
アプローチを使うのがポイントです。
一つ目は「身体の感覚に集中する」方法。
人間の意識は同時に二つ以上のことを
深く考えづらい仕組みを持っています。
だからこそ、頭の中のおしゃべりをやめるには、
身体の感覚にフォーカスして意識を
切り替えるのが効果的なんです。
二つ目は「心の思考を客観視する」方法。
私たちの頭の中で流れている独り言を
“自分”だと思いすぎると、
延々とループして苦しくなります。
でも、それらはただの思考。
心理学でいう“メタ認知”の力を使えば、
「また考えすぎてるな」と眺めるだけで
スッと離れることができます。
三つ目は「深い呼吸で副交感神経を
優位にする」方法。
呼吸に意識を向けると、
脳はリラックスモードに切り替わりやすくなります。
特に、吐く息を長めにすると副交感神経が高まり、
自然と心身が落ち着いていきますよ。
これらは、それぞれを別々に行うよりも、
組み合わせるとさらに効果がアップします。
次のステップバイステップで
実践してみてくださいね。
3. 実践! 脳を黙らせる休息
まず、時間は朝起きた直後や夜寝る前など、
1日数分でOK。
慣れてきたらスキマ時間にも
ぜひ取り入れてみてください。
最初に軽く深呼吸。
鼻から吸って、口から「ふう…」と
長めに吐き出してみて。
呼吸の音に意識を向けると、
それだけで脳のおしゃべりが
少し減っていく感覚があるかもしれません。
次に、全身の力をゆるめ、身体の感覚に集中。
ベッドやソファに腰かけ、
背中を楽にして、足裏やお尻が触れている感覚、
肌に感じる空気などに気づいてみましょう。
「あ、ひんやりしてるな」「心地よいな」
という気づきが出てきても、
そのまま味わう感じです。
もし、頭の中で何か考えごとが湧いてきたら、
「あ、考えが出てきたな」と客観視してみてください。
否定せずに、「また考えてるね」と心でつぶやいて、
「で、今の身体はどう?」と再び意識を
身体に向けます。
考えを追い払おうとしなくて大丈夫。
自然にスーッと流れていきますよ。
最後に、もう一度ゆっくり呼吸しながら、
10秒ほど目を閉じてみましょう。
「頭が少し静かになったかも…」
という感覚になれば大成功。
もしわからなくてもOKです。
続けるうちに少しずつ、
脳のおしゃべりが減る感覚をつかんでいきます。
4. 無理やり“考えない”より、“身体意識に戻る”
無理やり考えを止めようとすると、
脳は逆に「考えるな!」と大騒ぎしてしまいます。
大切なのは、「身体に戻る」という
イメージを持つこと。
たとえば、今すぐ足先や手のひらを
感じてみてください。
「温かい? 冷たい?」それを味わう時間が
数秒あるだけで、頭の中のおしゃべりは
自然におとなしくなるんです。
あとは、呼吸を
「鼻から吸って、口から吐く」
と意識するだけでも、副交感神経が優位になり、
血圧や心拍数が落ち着きやすくなると
いわれています。
研究でも、呼吸法を意識するだけで
ストレスレベルを顕著に下げられると
報告されているんですよ。
いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね
「Q1:身体に意識を向けようとしても、
すぐ雑念が出てくるんですが…」
A1. 雑念は出て当然なんです。
「考えちゃダメ」と思うほど、
頭は騒がしくなります。
大事なのは湧いてきた思考に
「また考えが出たな」と気づき、
再度身体感覚へ戻ること。
この繰り返しで脳は落ち着いてきますよ。
「Q2:仕事でクタクタで、やる暇もないです」
A2. 朝起きたときと夜眠る前に、
たった1分でも大丈夫です。
お風呂上がりにちょっと呼吸を感じるだけでも、
徐々に効果を実感する方が多いんですよ。
小さな時間を見つけて、
ぜひ試してみてくださいね。
「Q3:50代を過ぎて、不安が増えて
脳が休まらない気がします」
A3. 生活環境の変化も多い時期ですよね。
不安が増えるほど頭の中で
対策を考え続けてしまう状態になりがち。
でも、この方法なら静かに脳を黙らせながら
身体が整っていくので、
不安自体が薄れていくケースが多いです。
無理なく取り入れてみてください。
5. 脳を休ませることは、あなたの人生を軽やかにする
脳を完全に「黙らせる」休息なんて、
初めは難しく感じるかもしれません。
でも実際には、
無理やり頭を空っぽにするのではなく、
“身体に戻る時間”を少しつくるだけでいいんです。
呼吸に集中したり、足先や肌に感じる
空気に意識を向けたり。
これだけで、頭の中の大騒ぎは驚くほど
静まっていきます。
いまは頑張りすぎて脳が休めない方も、
ちょっとずつ習慣化すると、
夜の寝つきがラクになったり、
日中イライラしにくくなったり、
感情のアップダウンが落ち着いたり…
心と身体の両方にうれしい変化を
感じられるはずです。
大丈夫。
あなたはすでに十分頑張っているからこそ、
脳が騒がしくなっているのかもしれません。
だからこそ、今日からほんの少しでも
「身体に戻る」時間を大切にしてみてください。
脳が“静か”になると、
不思議なくらい目の前のことに
集中できるようになり、
人生をやさしい気持ちで味わえるようになりますよ。
ぜひ、この休息法を試してみて、
心も身体もホッとほどけるひとときを
手に入れてくださいね。
よろしければ、先に載せた以前わたしが
脳を急速させるために作った
動画リンクを貼っておきますので、
こちらもご活用くださいね
【波音で眠る】マインドフルネスBGM 脳を完全に休ませる
https://youtu.be/yQozC0WP8Es?si=dtuMDm_sPdR-Mp_z
いつも読んでくださって
ありがとうございます。
あなたの夜が、あなたの日常が、
より静かで穏やかに満たされることを祈っています。
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