いつもありがとうございます。

 

好きな飲み物を横に置いて、

どうぞリラックスしながら読んでみてくださいね。

 

誰しも「もっと最高の時間を過ごしたい」

「ああ、あのときは本当に幸せだったな……」

と思えるような瞬間を味わいたい、

と考えることでしょう。

 

でも、実際の日常では仕事や家事、

あるいはさまざまな用事に追われて、

なかなか「最高の時間」を実感できないまま、

一日があっという間に終わってしまうことが

多いものです。

 

夜、布団に入ってから

「今日もバタバタしていただけで、

ちゃんと楽しめなかったな……」

と、胸がギュッとなることもあるかもしれません。

 

実は、「最高の時間」を味わうためには、

特別な才能やお金が必要なわけではないんです。

 

ちょっとした工夫と、

自分の心との付き合い方を変えるだけで、

今ここにある時間をもっと輝かせることができるのです。

 

今回のテーマは、

「最高の時間」を味わうための3つの工夫。

 

だれでも今日から始められる、

でも確かな効果があるコツを

シェアしていきますね。

 

きっとこの記事を読んでくださっているあなたなら、

生活の中でほんの少しの魔法を

取り入れられるはずです。

 

あなたが心から「幸せだなあ」

「今、この瞬間っていいな」と思えるようなヒントを

お伝えします。

 

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

 

 

  1. なぜ「最高の時間」を味わえないのか

 

「最高の時間を味わいたい」という思いはあるのに、

どうして実感がともなわないのでしょうか。

 

その理由として、主に3つの壁があると考えられます。

 

1つ目は、私たちが“目の前のやること”

に追われやすい社会構造です。

 

年を重ねるにつれ、家事、育児、仕事、

周囲とのお付き合い……

とタスクが山積み。

 

自分の心や体をゆるめる暇もなく、

時間が過ぎていきがちですよね。

 

いくら「今日はゆったり過ごそう」と決めても、

あっという間に雑事に埋もれてしまうものです。

 

2つ目は、心の奥にある“完璧主義”や“罪悪感”です。

 

「最高の時間を味わうには、

すべてが整っていなければいけない」

「こんなにやることがあるのに、

自分だけ楽しむのは申し訳ない……」。

 

こんな思いがあると、いざ自由な時間を得ても

「本当にこれでいいの?」

と自問してしまい、気持ちが落ち着きにくくなります。

 

3つ目は、意外にも

「最高の時間を味わうには、

特別な場所や大金が要る」

と思い込んでしまうこと。

 

もちろん、ラグジュアリーな旅行や豪華ディナーも

素敵ですが、そうしないと楽しめない……

となると、実は日常的にはほとんど

“最高の時間”を味わえないまま

終わってしまいます。

 

本当はもっと身近なところに、

心をワクワクさせる瞬間は隠れているのに、

そこに意識を向けられなくなるのです。

 

こうした背景から、「なかなか満たされない」

「実はそんなに楽しく感じられない」

という不満が積み重なっている方も

少なくありません。

 

もしあなたも、これら3つの壁を感じていたら、

どうぞ安心してください。

 

壁が明確になったら、その分だけ解決策も

分かりやすくなります。

 

一緒に最高の時間の“扉”を開いていきましょう。

 

 

  2. 最高の時間は「意識の切り替え」と「心の余白」から生まれる

 

「最高の時間」を味わうには、

まず“意識の切り替え”が大切です。

 

私たちの心は、日々の忙しさのなかで、

無意識に“やるべきことリスト”や“不満リスト”

に注意を向けてしまいがち。

 

でも、そのモードから一歩外に出る

“切り替え”ができると、

余裕を持って物事を見られるようになります。

 

まるで、背伸びをして視界が

一気に広がるように、

 

「あ、今ちょっと楽しいかも」

「ここに幸せがあるな」

と気づきやすくなるのです。

 

もうひとつ欠かせないのが、

“心の余白”をつくる習慣です。

 

余白がないと、人はなかなか

「ワクワク」に目を向けられません。

 

ずっと前のめりで「やらなきゃ」

「まだ足りない」と考え続けると、

そもそも“最高の時間を味わう”という

発想を持つこと自体が難しくなります。

 

だからこそ、わずかなすき間でも

いいので心をふわっと緩める

習慣を持つことが、

最初のカギになるんです。

 

日々のちょっとした行動を変えるだけで、

この2つ——意識の切り替えと心の余白——

を実践できます。

 

何か特別なスキルが必要なわけでも、

高額なレッスンを受ける必要もありません。

 

極端に言えば、今日の夜からでも

スタートできるんです。

 

ポイントは、“できそうなことをひとつずつ”

取り入れていくこと。

 

自分に負荷をかけすぎず、

楽しみながら行える方法を選ぶといいですよ。

 

 

  3. 3つの工夫で最高の時間を手に入れる

 

ステップ1:「深呼吸」と「ひとこと肯定」で

意識を切り替える

忙しさで気持ちが荒れているときほど、

「1回の深呼吸」を意識してみてください。

 

背筋を伸ばし、

口からふぅっと息を吐ききってから、

鼻でゆっくり息を吸い込みます。

 

そして、頭の中で「大丈夫だよ」や

「ありがとう」というひとことを唱えてみましょう。

 

すると、自律神経が落ち着いて、

脳が“安心モード”に切り替わりやすくなります。

 

実はこの方法には、

肯定フレーズを呼吸と一緒に心へ送り込む効果が

あります。

 

たった一呼吸でも、

意外なほど体と心がほっとするものです。

 

「最高の時間」を味わいたいのに焦っている……

そんなときこそ、まず深呼吸。

 

あなたがゆるむほど、

楽しい瞬間をキャッチするアンテナが研ぎ澄まされます。

 

ステップ2:スマホより「紙」を使って、余白を演出する

スマホでスケジュール管理をしていると、

何かと通知が飛んできて落ち着きにくい……

なんてことありませんか?そ

 

こでおすすめなのが、紙の手帳やノートを

活用することです。

 

スマホは便利ですが、

ついSNSをチェックしたりして

意識が分散されがち。

 

一方、紙の手帳なら、余計な情報が目に入らず、

ほんの数分でもじっくり今の自分を

見つめやすくなるんです。

 

手帳を開いたら、

あえて予定を書き詰めずに、

余白を残してみてください。

 

その空欄に、好きな言葉やシールを貼る、

ちょっとした絵を描く——

 

そんな“小さなゆとりの演出”が、

大きな癒やしとワクワク感につながります。

 

これ、実は脳の「顕著性ネットワーク」を

刺激するうえでも効果的。

 

心地よいビジュアルを見るたびに

「ここ、私の特別な空間なんだ」

と感じられて、最高の時間へシフトしやすくなります。

 

ステップ3:「ながらをやめて、一品を味わう」

小さなマインドフルネス

最後にご紹介したいのが

「ながらをやめて、一品を味わう」

という習慣です。

 

例えば、スマホを見ながらコーヒーを飲む、

テレビを見ながらご飯を食べる……

 

現代では当たり前にしてしまいがち

ですよね。

 

でも、「最高の時間」を味わうには、

この“ながら”を一瞬やめてみることが大切。

 

コーヒーを飲むなら、

その香りや温度をじっくり感じて

「おいしいなあ……」とつぶやいてみる。

 

夕飯なら「いただきます」と言ったあと、

ひと口分をゆっくり噛んで味に集中してみる。

 

たったそれだけで、

「あれ?これ、ちょっと幸せかも」

と思える瞬間が不思議と訪れます。

 

短いマインドフルネス習慣は

ストレス軽減や幸福度向上に効果があるとされており、

“ながらをやめてみる”ことはその入り口として最適なんです。

 

 

  4. なぜ3つの工夫で最高の時間が生まれるのか

 

心が荒れているとき、

私たちは自分にとって本当に心地いい体験を

見落としがち。

 

逆に、意識を切り替えられると、

小さな幸せや楽しさに気づきやすくなります。

 

深呼吸や紙の手帳、

マインドフルネスなどの“ちいさな工夫”は、

どれも手間がかからないぶん、

実行もしやすいですよね。

 

そして、どの工夫にも共通するのが、

“感覚を取り戻す”ということ。

 

呼吸に集中すると、自分の体の状態や

心の状態を認識できます。

 

紙の手帳を使うと、

自然と“書く”という感覚が生まれ、

次第に自分の想いを可視化しやすくなる。

 

ながらをやめて一品に集中すると、

いつもは当たり前に感じていた味や香り、

温度といった感覚をきちんと味わえます。

 

つまり、これらの工夫はすべて、

“いまの自分をまるごと感じとる”ことに

フォーカスしているんですね。

 

過去でも未来でもなく、

今この瞬間を味わう習慣が身につくと、

その瞬間瞬間が“最高の時間”へと変化していくのです。

 

 

  いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね

 

 

Q1:「深呼吸してみても、すぐに頭が他のことを考えてしまうんです。効果ないのかな……

 

A1. それが自然なんです。

人間の思考は常にいろいろ動きまわります。

 

「今考えがあちこち行ってるな」と気づいたら

「そうそう、呼吸に戻ろう」とするだけで

OKですよ。

 

何度か続けるうちに、ふと

「いつもより落ち着いたかも」と感じられる瞬間が

出てきます。

焦らず、自分のペースで続けてみてください。

 

Q2:「紙の手帳を持っていません。買うのが面倒くさいんですが、

今からでも大丈夫でしょうか?」

 

A2. 大丈夫です。

 

100円ショップでも手帳は手に入りますし、

普通のノートに日付を入れるだけでもいいんですよ。

 

大切なのは“スマホ通知に邪魔されない時間を

持つ”という点。

 

ノートに線を引いて、

日付と簡単な予定を書き込むだけでも

十分効果があります。

 

ぜひ気軽に始めてみてくださいね。

 

Q3:「ご飯やおやつを食べるとき、つい動画を見ないと落ち着かなくて……

ながらをやめるなんて無理そうです」

 

A3. 無理せずに、はじめは10秒だけでも

やめてみるのはどうでしょう。

 

たとえば、最初のひとくち目だけ

意識的にながらをやめて「

味はどうかな?」と感じる習慣をつくるのもいいですよ。

 

全部やめようとするとハードルが高いですが、

まずは一口だけでも“マインドフル”に

食べることで「おいしい」

「意外と味が濃いかも」と気づきが得られます。

 

 

  5. 最高の時間は、意外とすぐそこにある

 

「最高の時間」を味わうための3つの工夫——

 

1)深呼吸とひとこと肯定で意識を切り替える

2)紙の手帳を使ってゆるやかな余白をつくる

3)ながらをやめて一品をじっくり味わう

 

どれも小さな習慣ですが、

いざ取り入れてみると、

日常のありふれた瞬間がぐっと特別に

感じられるようになります。

 

ほんの少しの心がけで、

あなたの「忙しさに埋もれていた毎日」や

「なんとなくスッキリしない日々」に、

あたたかな光を差し込むことが

できるんです。

 

大切なのは、「いきなり完璧にやろうとしない」こと。

 

たとえば

一日中マインドフルに過ごすのは難しくても、

ほんの数秒でも「今」を味わえたなら、

それは立派な進歩です。

 

紙の手帳をつけるのも面倒なら、

まず一週間だけ試してみるのも

いいでしょう。

 

深呼吸も、ベッドに入る前の1回だけ

意識するのでもOKです。

 

慣れてきたら、もう少し回数を

増やしてみればいいのです。

 

ひとつずつ、小さな工夫を積み重ねるうちに、

今まで見過ごしていた

「あ、気持ちいいかも」

「なんだか幸せだなあ」と感じる瞬間が、

あなたのそばに顔を出してくれます。

 

最高の時間は、決して大それたことや

豪華な体験ばかりではなく、

意外と“すぐそこ”にあるんですよ。

 

今日も読んでいただき、

ありがとうございました。

 

あなたの毎日が、どんどん“最高の時間”に

彩られますように——

 

心から応援しています。

 

いつでも好きな飲み物片手に、

ゆるっとご自分のペースで始めてみてくださいね。

 

あなたの人生には、本当に素敵なワクワクが

眠っているはずですよ。

 

神戸より愛を込めて。

 

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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