こんにちは、神戸です。


今日のテーマは

「人生が楽になる

『図太いメンタル』の作り方」。


もしよかったら、好きなお茶でも用意して、

リラックスしながら読み進めてくださいね。

 

日々のなかで、

「もっと楽に生きられたらいいのに」

「もう少し心を強く持ちたいのに」

と思う瞬間はありませんか? 

 

いわゆる“図太いメンタル”って聞くと、

「ずうずうしい」「周りを気にしなさすぎ」

というイメージが浮かぶ方も

いるかもしれません。

 

でもここでいう“図太い”とは

「必要以上に傷つきにくく、

しなやかに自分の軸を保てる強さ」のこと。

 

ほんの少し意識を変えてあげるだけで、

日常の不安やプレッシャーから解放され、

“あなたらしさ”をもっと発揮できるように

なるんです。

 

今回は、

「どうやったら図太いメンタルが育つの?」

「気が小さい自分でも大丈夫?」

といった疑問に寄り添いながら、

心をシンプルにラクにするヒントを

お伝えしますね。

 

  1. 図太いメンタルがないとどうなる?

 

図太いメンタルが育っていないと、

私たちはついつい周りの目や

小さなミスに敏感になりすぎたり、

些細な批判の言葉で

深く傷ついてしまいがちになります。

 

たとえば:

・仕事先や職場でちょっと嫌味を言われただけで、

一日中モヤモヤしてしまう

 

・家事や育児に追われ、「また失敗しちゃった

と自己嫌悪に陥りやすい

 

・人間関係のちょっとした行き違いでも、

「これでもう嫌われたかもしれない」と不安が募る

 

・相談相手がいないなか孤独を感じたときに、

ちょっとした言葉で余計心が折れそうになる

 

こうした悩みが続くと、“当たり前の幸せ”すら

感じにくくなってしまうんですね。

 

私たちは常に何かと比較し、

周りの様子に振り回され、

心が休まるヒマがありません。

 

どこかで「もう少しタフになれたらいいのに」

と思うのも、自然なことなんです。

 

  2. 図太さ=しなやかさ自己肯定

 

実は“図太さ”って、

決して周囲をないがしろにすることではありません。

 

むしろ、しなやかな自己肯定ができている人こそ、

必要以上に傷つかずに済むんですね。

 

心理学の世界でも、

「自己効力感」や「セルフ・コンパッション」

の重要性が叫ばれていますが、

 

このふたつが育まれると、

ちょっとした不安や失敗に負けなくなると

いわれています。

 

たとえば心理学の研究でも、

「自分を肯定的に受け止める習慣を身につけた人ほど、

他者からの評価や些細なミスに対して

必要以上に落ち込まず、

パフォーマンスを維持しやすい」

 

というデータが出ています。

 

つまり、図太さとは“自分を大事にできる”

しなやかさ。

 

もう少し言い換えるなら、

図太いメンタルを育むとは、

「気持ちが揺れる場面に出くわしても、

うまく舵取りができる“自分軸”を持つ」

ということ。

 

批判やネガティブな声を無視するわけではなく、

それらを引きずりすぎない柔軟な

“回復力”ともいえるんですね。

  3. 図太いメンタルを育む具体的ステップ

では実際に、図太いメンタルを育むためのステップを

お伝えしますね。

 

もし気が小さいかも…と

思っている方でも大丈夫。

 

ひとつずつ試してみてください。

 

1)朝に「大丈夫だよ」と自分に声をかける

 

自分に優しい言葉をかけるだけで、

自己肯定感は少しずつ育ちます。

 

起きたら、まず深呼吸をして

「大丈夫だよ」とつぶやいてみましょう。

 

これはセラピーでも取り入れられる

マインドフルネスケアで、

自律神経を整える効果があると

いわれています。

 

2図太い人のイメージを身近に置いておく

 

もしあなたの周りに

「この人図太いな」という人物がいたら、

その人の言葉や考え方を

少し真似してみてください。

 

具体的に誰もいなければ、

映画のキャラクターや小説の登場人物でもOK。

 

想像であっても、

私たちはロールモデルを真似るうちに

そのエッセンスを吸収しやすいんです。

 

3)小さな自己主張をしてみる

 

“図太さ”は、

他者に自分の意見をまったく譲らないことでは

ありません。

 

ただ、自分が本当に言いたいことを伝えずに

ガマンしていると、ストレスが大きくなる一方。

 

家族や職場で

「これを手伝ってくれる?」

「ここはこう思う」など、小さな声でもいいから

言葉に出してみると、

自分の中で「言っていいんだ」と思えるようになり、

だんだんメンタルが強くなります。

 

4失敗を定期的に捨てる

 

図太さがある人は、

うまくいかないことがあっても

「切り替えスイッチ」が早いんですね。

 

ステップとしては、その日の終わりに

「今日は失敗したことがあったけど、

まぁいっか」と一度だけ心で処理して、

その後は考え込まない。

 

紙に書いてビリビリ破るでもOK。

 

過去の失敗を手放すクセをつけると、

次の日からがラクになりますよ。

 

5)ちょっとだけサボる練習

 

実は、いつも頑張りすぎる人ほど

図太さが育ちにくいもの。

 

常にプレッシャーと隣り合わせなので、

ちょっとした批判でも「自分はダメだ」

と落ち込みすぎてしまいます。

 

そこで、あえて「今日は1個だけ家事サボる」

「仕事中、5分だけコーヒータイムを入れてみる」

など、ゆるめる練習を意識的に

やってみてください。

 

ほんの小さなサボりが“余白”を生み出し、

その余白が図太さを育てるゆとりになるんです。

 

  ポイント説明

 

 

図太いメンタルを育むポイントは、

けっして「がんばれ」「もっと強くなれ」

と自分を急き立てることじゃありません。

 

むしろ“自分に甘くなる”くらいの姿勢が

大事なんですね。

 

子どもを優しく抱きしめるように

「大丈夫だよ」とささやくイメージで、

あなた自身を抱きしめてあげてください。

 

自分を責めるクセがある人ほど、

ちょっと多めに甘やかす練習をすると、

徐々に図太さが育っていきます。

 

質問への回答

いつもいただく受講生からの質問、

相談者からの質問に答えておきますね。

 

Q1.「職場で些細なことでも責められると、

ずっと気にして眠れなくなります


A1. とても辛いですよね。

責められると感じた瞬間は、

心が“警戒モード”に入ってしまうんです。

 

そんなときこそ、家に帰ってから

「今日はこういうことがあったけど、

もう手放していいよね」

と、自分に声をかけてみてください。

 

それから、好きなお茶をゆっくり味わうなど、

意図的に“リラックスの儀式”をつくると

切り替えが少し早くなりますよ。

 

Q2.「家事や育児が忙しすぎて、

図太いメンタルどころか気が休まりません」
 

A2. 本当にお疲れさまです。

忙しさで追われるほど、

心のクッションが薄くなりがち。

 

そこでまず、1日の中に

“やらなくてもいいこと”をひとつだけ

ピックアップしてみてください。

 

完璧を目指さず、

小さな“これくらいならサボっていいか”

を取り入れるだけで、

心に少し余裕が生まれます。

 

そして、その余裕が図太いメンタルの土台に

なっていきます。

 

Q3.50代を過ぎて親しい友人も少なく、

少しの無視や態度の変化に敏感になりがちです


A3. 年齢を重ねると、

新たな人間関係を築く場面は減ってしまいますよね。

 

ただ、だからこそ“自分をいたわる時間”を

より多くとるのがおすすめです。

 

週に一度お気に入りの場所で

ティータイムを作ったり、

オンラインコミュニティに参加したり——

 

自分の世界を少しずつ“広げる”ことが、

図太いメンタルのきっかけになります。

 

無視や冷たい態度を感じたとしても、

「私には私の居場所があるから大丈夫」

と思えれば、心はぐっとラクになりますよ。

 

  まとめ

 

いかがでしたか?

 

「図太いメンタル」というと、

あまり良いイメージをもたれないかもしれませんが、

実は“しなやかでしっかりとした

自己肯定感”のことでもあるんです。

 

誰だって、生きていくうえで

小さなダメ出しや嫌味、

ショックな出来事はあります。

 

でも、その度にグラグラしなくていいんだ、

少しヘコんでもさっと立ち直ればいいんだ——

 

そう思えるようになると、

世界が不思議と優しく感じられるようになります。

 

心がラクになれば、

“当たり前の毎日”が、

もっとあたたかく感じられますよ。

 

ほんの少しのサボり、

朝の「大丈夫だよ」、

夜の“失敗リセット”など、

小さな一歩から始めてみてください。

 

あなたは本来、

とても強く、しなやかにできています。

 

どうかそのことを忘れずに、

これからの人生を“図太く、

自由に”楽しんでくださいね。

 

今日も最後まで読んでくださって

ありがとうございました。

 

あなたが心から笑顔になれる日常を、

いつでも応援しています。

 

神戸より愛を込めて。

 

 

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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