1. 愛のプールでいつでも幸せな自分になる

 

こんにちは、神戸です。


今日も好きな飲み物を手元に置いて、

ゆったり読んでいただけると嬉しいです。


今回のテーマは「『愛のプール』で

幸せになる思考癖を身につける」。


忙しい日々の中で、「なんだか疲れたな」

「もっとラクに生きられたら……」

と感じることはありませんか?


実は、“自分の内側にある愛”を

あらためて見つめ直すだけで、

心がふわりと軽くなる瞬間が訪れるんですよ。


そこで今日は、私が長年カウンセリングや

講座の中で大切にしてきた「愛のプール」

という考え方を通じて、

“いつでも幸せを感じられる思考癖”を

育む方法をお伝えしますね。

 

 

 

  2. 「愛のプール」を忘れてしまうとき

 

「愛のプール」というのは、

イメージでいうと“自分の心の奥底に満ちている

優しい感情”のことです。

 

平面的なものというより、球体のイメージ。


誰でも本来、生まれたときから

“ありったけの愛”を抱えていると

言われています。

 

赤ちゃんがまわりを幸せにするように、

純粋な愛のエネルギーは

そこにあるだけで周囲をあたたかく

包み込みますよね。

 

ところが、大人になるにつれ、

仕事や家事、パートや育児、

人間関係などで忙しくしていると、

この“愛のプール”が視界から

消えてしまうんです。


しかも、一生懸命頑張っている人ほど、

「ちゃんとやらなきゃ」

「まだ足りない」と追い立てられる感覚を

抱えがち。

 

さらには周りを気遣いすぎて、

自分のことは後回し……。


そんな状態が続くと、

やがて自分の中の“愛のプール”を

「空っぽなんじゃないか」

と思い込んでしまう瞬間が訪れます。

 

「本当の自分がわからない」
「周りの人を羨ましく感じてしまう」
「やる気が出なくて、罪悪感を覚える」

 

こんな気持ちを感じ始めるときこそ、

“自分のプール”を再確認する

サインかもしれません。

 

なぜなら、“心のプール”は

本当は枯渇していないのに、

「忙しさ」や「不安感」がフィルターとなって

見えなくしているだけだからです。

 

 

  3. 「愛のプール」を思い出すアプローチ

 

自分の愛が枯渇しているのではなく、

ただ“見えなくなっている”だけ。


そう気づくだけでも、少しホッとしませんか?

 

大切なのは、どんなときでも

「あぁ、私の中には“愛のプール”がある」

と思い出すことです。

 

たとえ現実が厳しくても、

いま落ち込んでいたとしても、

心の奥深くには“あたたかい愛”が

必ずあります。


実際、カリフォルニア大学の研究では、

「自分の内側に“肯定的なイメージ”を

保つ訓練」を続けると、

ストレスホルモンが減りやすくなると

報告されています。

 

さらに、日常生活のちょっとした出来事にも

“優しさ”や“ありがたさ”を感じやすくなる

そうなんです。

 

思い込みや外からの情報で

プールの表面が乱されているだけならば、

“表面の波”をそっと静めてあげれば、

本来の満ちた愛に触れられるようになります。

 

ここからは、そのための具体的ステップを

お伝えしますね。

 

 

  4. 「愛のプール」みつける4ステップ

 

ステップ1:静かな呼吸でいまの自分を受けとめる

 

まずは、ほんの数秒、目を閉じてみてください。

 

深呼吸をして、

「愛のプールって、どこにあるんだろう?」

と問いかけてみるんです。


よくわからなくても大丈夫。

 

呼吸と一緒に、

「ああ、私、いまちょっと疲れてるんだ」

「少しイライラしてるかも」といった気持ちを

丸ごと受け止めます。

 

ステップ2:「ありがとう」「大丈夫」を何度かつぶやく

 

「愛のプール」を思い出しやすくする

魔法の言葉が、この2つ。


朝起きたら「ありがとう」、夜寝る前に「大丈夫」、

そんなふうに短いフレーズを唱えるだけでも、

自律神経が落ち着きやすいと

スタンフォード大学の研究で示唆されています。

 

心の波が少し静まる感覚を

味わってみてください。

 

ステップ3:自分の幸せを書いてみる

 

1日1行でいいので「今日良かったこと」を

書くのも効果的です。

 

頭で考えるより、一瞬でも“幸せ”を

文字として残すだけで、

脳が「愛のプールはちゃんと存在してるんだ」

と再認識しやすくなります。

 

しかも紙に書くと、あとから見返したときに

「あ、こんなに感謝できることがあったんだ」

と実感できるでしょう。

 

ステップ4:誰かのために小さな行動をしてみる

 

心の余裕が少しでも戻ってきたら、

近しい人に小さな親切をしてみたり、

一言声をかけてみたり。

 

自分の内面が愛で満ちているほど、

人に優しくなれるものですが、

逆に“誰かへ向けた優しさ”が

自分の“愛のプール”を

さらに満たす効果をもたらします。

 

 

  ポイント説明

 

このとき大事なのは、

がむしゃらに「完璧に愛を与えよう!」

としなくていいということです。

 

心のプールは、

自然な呼吸やちょっとした優しい言葉、

一瞬のリラックスでふっと姿を

現してくれます。

 

無理に深掘りせず、

「あるかもしれない」と思うだけでいいのです。

 

すると、水面下にたっぷり満ちていた愛が

ゆっくりと顔を出し、

あなた自身を温かく包み始めます。

 

 

  質問への回答

 

いつもいただく受講生からの質問、

相談者からの質問に答えておきますね。

 

Q1:「忙しくて心の余裕がありません。

愛のプールを感じるヒマなんて


A1. 大丈夫です。忙しいときほど、

数秒だけ深呼吸して心の声を

感じてみる時間を持ってみてください。

 

余裕がなくても、呼吸だけはしているはず。

 

そこに気づくたびに「大丈夫、大丈夫」

と声かけすると、不思議と心が

ほどけてきますよ。

 

Q2:「自分の中に愛があるとは思えないです。

どうしても嫌な自分しかいなくて


A2. わたしも昔はそう感じていました。

でも、心の奥にはほんの小さなあたたかさが

必ず存在します。

 

最初はそれが感じられなくても、

「あ、いまは嫌な気分だね」

と受け止めるだけでOK。

 

嫌だと思う自分も、

実は愛のプールの表面に浮かんだ

“一部分の波”みたいなものなんです。

 

Q3:「頑張りすぎて与えすぎ

になるときがあります。

それでもいいですか?」
 

A3. 与えすぎて疲れる場合は、

もしかすると義務感や評価を求める気持ちから

きているのかもしれません。

 

愛のプールからの行動って、

やっているときも終わったあとも

不思議と元気になれる感覚が伴うんですね。

 

もし「疲れた…」となるなら、

一旦立ち止まり「ほんの少しでいい」

を合言葉にしてみましょう。

 

 

  まとめ

 

いかがでしたか?


「愛のプール」は、本当はあなたの中に

ずっと存在してきた大切な“宝物”です。

 

無理やり探さなくても、

あなたの心がふと温まる瞬間が来れば、

しぜんと姿を現してくれます。

 

日々の忙しさや不安が波を立てるかもしれませんが、

「呼吸」「少しのやさしさ」

「ありがとうと大丈夫」という魔法の言葉、

これらを思い出すだけで、

あなたの思考癖はグッと穏やかになるはず。


“愛のプール”を意識して暮らすと、

目の前の悩みさえも「

なんとかなるかも」と思えるようになり、

あたたかな人との繋がりや小さな幸せを

見逃しにくくなりますよ。

 

ぜひ、今日からは

「自分の愛のプールを感じながら生きていくんだ」

と思ってみてください。


あなたがますます“心も生活も満たされる

”毎日を過ごせますように。

 

神戸より愛を込めて。

 

 

傾聴の学校はこちらから

ご登録ください。

 

  

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINEにご登録してください

 

神戸の考え方や

最新の研究に興味がある方に

向けて発信しています。

 

神戸のライブ配信のお知らせや

最近の動向を共有しています。

 

line_btn