一言で人生がパッと変わる瞬間、味わってみたいと思いませんか?
こんにちは、神戸です。
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
先日は私の誕生日でした。
そろそろ人生も折り返し地点に来たと
自覚していますが、
ここから、どうやって最短で人に貢献できるのか?
世界にポジティブな影響を与えることが
できるのか?
そのための一つの行動がこの発信です。
さて、先日はめでたい誕生日な上に
結婚12年目の入籍記念日でもありました。
正直、この人生は出来過ぎと言えるぐらい
幸福度は高いものになっています。
そこにはいろんな秘訣があるのです。
その秘訣の一つを今回は書いていきますね。
「自分をもっと好きになりたい」
「人生を豊かにしたい」
「最高に幸せ!」
と感じるための“言葉”の力を使っていきましょう。
実は、私たちは言葉の使い方ひとつで、
自分の気持ちや未来、
生きがいを大きく変えられるんです。
今回のテーマは、その鍵となる「自己対話」。
好きな飲み物を片手に、
心がふわっと軽くなるような方法を
一緒に探してみませんか?
1. 「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めてませんか?
「どうせ私には無理」
「もっと頑張らないとダメだ」
毎日の中で、こんなふうに
自分を責めてしまうことって意外と多いですよね。
ときには、それが無意識に習慣化していて、
自分を苦しめる“口癖”になって
しまっているかもしれません。
家事・育児、あるいは職場で
責任を抱えている方ほど、
気づかぬうちに「もっとやらなくちゃ」
「私さえ我慢すればいい」と、
自分を追い込む言葉を使い続けてしまう
ことがよくあります。
その結果、心が疲弊して
「あれ、ほんとは自分が何を望んでるんだろう…?」
と分からなくなる。
---こんな悩みを抱え込むケースは、
少なくありません。
実はここに、「幸せ」を遠ざける
大きな落とし穴があるのです。
2. 「自己対話」で言葉を味方につける
この言葉の落とし穴に気づいたら、
まずは自分が自分に
どんな言葉をかけているか、
じっくり耳を傾けてあげるのが
おすすめです。
いわば、自分との会話――
「自己対話」を意識的にするんですね。
たとえば夜寝る前、手帳やノートを開きながら
「今日、どんな一言を自分に言っちゃったかな?」
「ほんとはどんな言葉をかけてあげたかったかな?」
と振り返ってみる。
それだけで、頭の中にある
言葉のクセが見えてきます。
心理学者のデイビッド・バーンズ
(スタンフォード大学医学部精神科 名誉教授)は、
「自己批判的な言葉を認識するだけでも、
ネガティブ思考のループが
断ち切られやすくなる」と指摘しています。
そして、少しずつ「言葉」を味方にしていくと、
不思議なくらい心が前向きになり、
“どうせ無理”と思っていた目標や夢にも
手が届きやすくなるんです。
なぜなら、私たちの脳は
“何度も聞かされた言葉”を現実として
捉えやすいからです。
(ドイツ・ベルリン大学 2012年研究)
3. 今日から始める「自己対話」の習慣
1)「自分語りノート」を作る
お気に入りのノートやスマホのメモを用意して、
1日に1行でもいいので
「今日、何度も自分につぶやいた言葉」
を書き留めてみてください。
とくに、ネガティブと感じるものがあれば、
そのままの表現で書くのがポイント。
こうするだけでも、
何を無意識に言っていたかがはっきりします。
2)その言葉を「本音」と「建前」に仕分ける
書いたものを見返して、
「これは本音っぽいな」
「これは自分を守るための建前かも」
と仕分けてみましょう。
実際に言葉を客観視してみると、
「本当はこう思ってるけど、
怖くて逆のことを言ってたんだ…」
と発見できることもあります。
米国の認知行動療法の分野では、
この“思考の仕分け”がセルフケアに
非常に有効だとされています。
3)ネガティブな言葉を「質問」に変える
たとえば「私にはやっぱり無理か…」
という言葉があれば、代わりに
「どうすればもう少し楽に進めるかな?」
と質問形に書き換えてみてください。
脳は質問されると答えを探そうとする性質があり、
“無理”で終わっていた思考が
“できる方法”を探しはじめるんですね。
4)小さな“ポジティブ言葉”を毎日ひとつ実験
一気にポジティブを増やすのは苦しいので、
毎日ひとつだけ“自分が言われたら
嬉しい言葉”を声に出してみましょう。
「大丈夫だよ」「これでもOKだよ」
「今の私、少し幸せかも」といった
短いフレーズがおすすめ。
オックスフォード大学の研究によれば、
短い肯定表現を習慣にすると
自尊感情が育ちやすいそうです。
5)夜寝る前に「今日のベスト自己対話」を褒める
最後に、
「今日、自分にかけた言葉の中で
一番よかったフレーズ」を振り返り、
そこに自分から拍手を送ってあげてください。
「あの言葉で、今日ちょっと元気になれたかも」
と思えたら、その感覚をしっかり味わうのが大事。
脳が「言葉の力ってすごい」と学習することで、
明日からの自己対話が
もっとラクに楽しく進んでいきます。
4. 「言葉」は種、育てるのは自分の心
ここで一番大切なのは、
言葉自体が何か魔法みたいに効くわけではなく、
“言葉を受けとめる心の土壌”を整えること
なんです。
私たちの心は、一日に何万回も
言葉を生み出しています。
だからこそ、「自己対話」を意識して
育ててあげることで、
自分にとって心地いい言葉の“種”が
芽を出すんですね。
そしてその種が育っていけば、
「私にはできるかも」
「ちょっとだけ勇気を出してみよう」
という小さな一歩が自然に踏み出せるように
なります。
忙しい中でも、ほんの少しでもいいから
「言葉の種」を大事に育てる時間を
作ってみてください。
【いつもいただく受講生からの質問に答えておきますね】
Q1. 「自己対話を書き出すのが
面倒で続かないんです…」
大丈夫です。1日1行だけ、
または音声メモで記録してもOK。
何なら頭の中で“今日、何を言ってたかな?”
と軽く振り返るだけでも効果はあります。
大事なのは「ゼロにしないこと」。
少しでも“言葉に意識を向ける”習慣を
続けてみてくださいね。
Q2. 「ネガティブな言葉が出る自分に
がっかりしてしまいます…」
ネガティブな言葉は悪ではありません。
むしろ自分の不安や怖さを
教えてくれる大事なサインでもあります。
「あ、こういう不安があるんだね」
と受け止めつつ、“じゃあどうすれば?”
という問いに変換してみると、
だんだん自分の本音が見えてきますよ。
Q3. 「周りから『ポジティブ過ぎない?』
と指摘されそうで不安です」
「ポジティブ」は自分自身を支えるために使うもの。
周りに無理に押し付ける必要はありません。
大切なのは、自分の心を少しずつ
明るくするためにポジティブな言葉を選ぶこと。
もし指摘されたら「いっしょにやってみない?」
とあっけらかんと笑顔で答えるくらいで十分です。
5. あなたの一言が、明日の未来を変える
いかがでしたか?
私たちはつい「言葉なんて、ただの言葉でしょ」
と思いがち。
でも、実はその“ただの言葉”が
日々の自己対話を左右し、
自分の未来を左右しているんです。
今日からぜひ、
あなたの頭の中を流れる言葉に
耳を澄ませてみてください。
そして少しずつ、
あなたに優しく勇気づけるフレーズを
増やしてみましょう。
そこには「なんだ、自分にもできるんじゃない?」
「私って悪くないかも」という
新しい世界がひろがっているはずです。
あなたの言葉が、あなたの人生を静かに、
でも確実に変えていきます。
心がちょっと弾む一言を、
どうか自分にかけてあげてください。
未来の幸福は、今日の自己対話から始まるんです。
いつも応援しています。
神戸より愛を込めて。
本日もお読みいただき