こんにちは、神戸です。
まずは好きな飲み物を用意して、
肩の力をすとんと抜きながら
読んでみてくださいね。
「いったいわたしは何をしたいんだろう……」
「やりたいことなんて本当にあるのかな?」
そんなモヤモヤを抱えたまま、
朝から晩まで仕事や家事、
育児に追われていませんか?
気づけば毎日が慌ただしく過ぎ去り、
自分の“本当にやりたいこと”を
見失いがち。
もしかしたら、あなたも
「このままの生活を続けていて
本当にいいんだろうか……」
と、時々ふと不安になって
いるのかもしれません。
そんなときこそ、
“自分の心が喜ぶ”答えを見つけるワークに
取り組んでみてほしいんです。
今回は、
あなたの“内側にある本当の声”を見つけ、
人生をもっと軽やかに楽しむための
ヒントをお伝えします。
よかったら、たのしみながら
一緒に読み進めてみてくださいね。
【やりたいことに盲目になってしまう】
「本当にやりたいこと」は誰にでもあります。
ところが… 。
毎日の仕事に追われ、
気づけば“やらねばならないこと”で
頭がいっぱい。
・家事や育児と並行してパート勤めをしていると、
とてもじゃないけれど余裕なんてない。
・年齢を重ねるうちに、
心から信頼できる相手や打ち明けられる
友だちが減っている……。
こうした状況だと、
「そもそも自分が心からやりたいことって
何だっけ?」
という問いすら湧きにくくなって
しまうんですよね。
実は、多くの方がこの“答え”を
外側に探してしまいがち。
たとえばSNSで誰かの発信を見て、
「私もこうしなきゃ」「ああしなきゃ」
と焦ってみたり。
本当に自分が好きなものではなく、
“世間が推奨しているもの”を
追いかけてしまうことも少なくありません。
でも、そうやって情報ばかり浴びていると、
「またやりたくもないのに挑戦しちゃった…」
「やっぱり私はダメかも……」
と落ち込んでしまう。
“本当にやりたいこと”を見つけるどころか、
自信を失って、心がざわざわと
落ち着かない状態が続いてしまうんです。
ここでは、その堂々巡りを抜け出す
きっかけになる「本当の答えを見つけるワーク」
をご紹介しますね。
【やりたいことを見つけるために必要なこと】
結論からいうと、“自分の中の小さなワクワク”に
耳を傾けることがカギです。
たとえば「こんなことしてみたらどうかな?」
という直感だったり、
「ちょっとだけ気になる」程度の小さな
好奇心でも構いません。
心理学の研究(ジョージ・メイソン大学2014年)
によれば、“好奇心を追いかけること”が、
長期的な幸福度にも大きく影響を
与えるそうです。
これは言い換えれば、
「思いついたら試してみる」姿勢そのものが
“自分を生きる”感覚を養う、ということ。
またスタンフォード大学(2019年)
の研究では、「本音のワクワク」を
行動に移せば移すほど、
ストレスホルモンが減少し、
生きがいや達成感が増大すると
示唆されています。
つまり難しいことは要らないんです。
「自分の内なる声」が発する
小さな合図をキャッチし、それを確かめるように
“ちょっとやってみる”だけで、
本当にやりたいことが段々と
浮かび上がってきます。
【やりたいことを発見する5ステップ】
では実際に、
どんなふうに「答え」を見つけていけばいいのか?
ここでは今日からすぐできる
簡単なワークをお伝えしますね。
まず、紙とペンを用意してください。
スマホのメモでもOKですが、
できれば手書きがおすすめ。
筆跡から自分の感情の揺れ動きも
つかみやすいんですよ。
ステップ1:好きなもの・苦手なものを
“なんでも”書き出す
誰に見せるわけでもないので、
自由に書いてみてください。
「ほんとは好きなんだよな…」というものから、
「これは苦手」と感じることまで、
できるだけたくさん。
とにかく頭をゆるくして、
「好き」と「嫌い・苦手」を左右に分けて
書くのがおすすめです。
ステップ2:“好き”なもののリストから
「ワクワク度が高いもの」を◯印で囲む
ふんわりでもいいんです。
ちょっとでも気持ちが上向きになるものに
◯をつけてみる。
ピンとこないなら「無理やり」でもいいから
丸をつけていくうちに、
「自分はこれがやりたいのかも?」
と気づくことが意外とあります。
ステップ3:どれか1つを“味見”する
◯印をつけた項目から、
一番ワクワクが高いものを1つだけ選んで、
とりあえず試してみます。
大がかりでなくてOK。
たとえば「イラストに興味がある」なら、
100円ショップで小さなスケッチブックを買って、
落書き程度に描いてみる。
そんな小さな行動で十分です。
ステップ4:味見した感想を「やれた自分」に
向けて書きとめる
「面白かった」「意外とつまらなかった」
「こういう部分は好きかも」――
何でもOK。
大事なのは“行動した自分”を認めることと、
“行動してみてどう感じたか”
を自分に尋ねること。
そこから次のヒントが自然にわいてきます。
ステップ5:ピンとこなければ、
またリストから別のものを味見
やりたいことは一発で見つける
必要はありません。
何度でもやり直せばいいんです。
味見をするたびに
自分に合う・合わないが
分かってくるので、
“自分軸”はだんだんはっきりしてきます。
あきらめず、小さなトライを
重ねてみてください。
【ポイント説明】
このとき「すべてを一度に完璧にしよう」
としなくて大丈夫です。
むしろ、“できたらいいな”くらいの軽いノリでOK。
人の脳って「いまやらなくちゃ!」
と義務になると、一気に気力が
下がってしまうんですね。
だから、“興味レベルの小さな種”でもいいから、
少しずつ行動に移しやすくすることがコツ。
そして大事なのは「やった自分」を責めず、
“よく動いたね、偉いね”と祝福してあげること。
ポジティブな感情こそが、
次の行動を呼び込みます。
人間の行動には“達成感”が
不可欠ですからね。
【質問への回答】
いつもいただく受講生からの質問に
お答えしますね。
Q1:「好きなことをやる余裕なんてありません。
忙しくて…」
A1.本当に1分や2分でもいいんです。
たとえば休憩時間にスマホで
調べてみるだけとか、
スケッチブックを開くだけでも立派な
“味見”です。
まずは“小さくトライ”してみると、
自分のなかのモチベーションが
ふっと上がる瞬間がありますよ。
Q2:「やりたいことがあっても
すぐ飽きちゃうんですが、
どうしたらいい?」
A2.飽きても全然大丈夫。
飽きたら別のワクワクに切り替えればOKです。
私たちの好奇心は日々変化します。
いろいろ味見するなかで、
不思議と「これは続くかも」というものに
出合うときが来ます。
焦らず“自分の変化”ごと楽しんでみて
くださいね。
Q3:「50代を過ぎたら、やりたいことを
見つけるなんて遅くないですか?」
A3.決して遅くはありません。
実はユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
(2019年)の研究でも、
“新しい趣味や目標を持った人”ほど
健康や幸福度が増すという結果が
出ているんですよ。
何歳であっても、自分の興味に
目を向けることで心も体も活性化します。
ぜひ気軽に始めてみてください。
【まとめ】
“本当の答え”は、あなたの内側から生まれます。
仕事や家事に忙殺されるなかで、
一瞬「こんなことやってみたい」って思った
その小さな声こそが、あなたの道しるべ。
大仰な計画や資格取得じゃなくて
良いんです。
1分でもやってみることで、
あなたの心は動き出します。
やってみて「やっぱ違うかも」と思っても、
それは次の選択への学び。
自分を責めず、また別の小さな“やりたい”
を試せばいいのです。
あなたの“本当にやりたいこと”は、
そんな“味見”の積み重ねの先に、
きっと姿を現します。
「小さく始める」→「ワクワクを感じる」
→「次の行動へつなげる」
この循環を回していけば、いつしか
「ああ、これだ」と自然に確信できる瞬間が
訪れるはずです。
一歩行動してみようと思うだけでも、
あなたはもう新しい道を歩き始めていますよ。
あなたにしか見つけられない
“本当の答え”が、ほんの小さな行動の先に
待っています。
あなたの未来を、
あなた自身の心が喜ぶもので
満たしていきましょう。
私はいつも応援していますね。
神戸より愛を込めて。
本日もお読みいただき
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