自分の中に何か抵抗がある場合、
なかなか前に進めないことが

よくあります。


私の場合、正論や正しさ、
良い悪いのジャッジなどに対してとても
抵抗があります。


例えば正論を言われた時に、
「できない」「自分はダメな人間だ」と
言われているようで悲しくなります。

自分の中でパターン化している抵抗と、
どのように向き合えばいいのでしょうか?


相手への抵抗が強くなると、
前へと進めなくなってしまう

自分がいます。


このような場合は

どうしたら良いでしょうか

このような質問をいただきました。

 

 

  1.なぜ抵抗が生まれるのでしょうか

 

 

人が自由を制限された際に
それにあらがおうとすることを
「心理的リアクタンス」と言います。

 

例えば、「宿題をやりなさい」

と言われた時、
「今やろうと思ったのに、

 やる気がなくなった」
そう思ったことはありませんか?

 

これが心理的リアクタンスです。

 

特に、アドバイスをされると

心理抵抗が出やすいのです。


正しさ=癒しではありません。


寄り添いを感じた時に、

癒されるのです。

 

  2.正論とは

 

 

正論を言われた時、
できない自分はダメな人間だと

言われている気がするのは、
正論をそのまま受け取っているから。

 

相手がどのようなエネルギーを込めて
正論を言っているのかによっても
進む方向が変わることでしょう。


正論を言ってわからせようという
エネルギーだとしたら、
「あなたは間違っている」という
裏メッセージも込めています。

 

言われた方はつらくなります。

 

  3.パターン化された反応への向き合い方

 

 

パターン化された反応は、
電灯に例えるとわかりやすいです。

 

電灯は、電気が流れると光ります。


電気が流れたら、必ず光るという
反応をするのです。

 

電灯は、光るという反応しかできませんが、
人は反応を選択できます。

 

「正論を言われたら落ち込む」
という方程式はいつできたのでしょうか?


人によっては、正論を言われても
落ち込まない人もいます。


正論=自己否定にはならない人も

多いです。


正論自体は、人を傷つけるものではないと
言えます。

 

傷つく、落ち込む、

悲しくなるというのは、
自分が選択した反応です。


正論で傷つき、落ち込んだことが
経験として蓄積され、
歴史になっています。

 

では、「正論で落ち込む」という
歴史が始まった最初はいつでしょうか?

 

パターンを崩すためには、
その型がいつ作られたのか、
そこを思い出していきます。


そして、パターンの原型を
いろいろな角度で見ていくことで、
コントロールできるようになるのです。

 

例えば、5歳の時に母親に
「〇〇しなきゃダメでしょ」と言われて、
自分ができていない、ダ

メなんだと落ち込んだ。

 

これがパターンの原型だとしたら、
タイムマシーンで5歳の時に戻れたら
どうなるでしょうか。

 

母親に「〇〇しなきゃダメでしょ」
と言われた時に戻り、
抵抗をしてみたり、落ち込まないという
選択をしたとしたら、
その後の人生の価値観が変わります。

 

原型ができた時の価値観を変えていくと、
今の反応をコントロールできます。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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