クライエントさんを
100%受容しようと思っていますが、
すごく苦手なタイプのクライエントさんがきた場合、
どうしたらいいでしょうか?
このような質問をいただきました。
1.カウンセラーにも権利がある
クライエントさん
がカウンセラーを選べるように、
カウンセラーにも権利があると
思っています。
生理的に無理な場合や、
苦手な場合は、
早めに降参した方が
いいこともあります。
リファー
(訪れたクライエントに別の専門家を紹介すること)
という考え方もあります。
自分とは違うタイプのカウンセラーを
紹介することです。
ただ「カウンセリングは、やめましょう」
と断るのではなく、
「私とのカウンセリングは、やめましょう。
他のカウンセラーを紹介します」と
次をうながせば、
見捨てることにはなりません。
2.私がカウンセリングを断った事例
私も「カウンセリング、やめましょう」
と提案した事例があります。
最初から怒っていた人です。
結局やめられなかったのですが、
「やめましょう」と提案できたことで、
気持ちが楽になりました。
そして、私が「やめましょう」
と言ったことで、
相手も本音を言えるように
なったのです。
私が、必ずカウンセリングをお断りするのは、
心に関して通院している人、
投薬をしている人です。
例えば現在進行形で
抗うつ剤を飲んでいる場合、
結局はカウンセリングが
うまくいかない場合が
多いです。
それに、お医者さんの治療計画を
邪魔してしまう
かもしれません。
なので、この場合は、カウンセリングを
お断りします。
3.なぜ苦手だと感じるのか?
「苦手」は、価値観からきています。
苦手なタイプだと感じたら、
自分の価値観に気づくチャンスです。
自分はなぜこの人のことを
苦手だと思うのだろうか?
そう考えることで、
それまで気づいていなかった
自分の価値観が見えてきます。
なぜ苦手なのか?と深掘りしつつ、
無理をせず、
「カウンセラー側から
カウンセリングを断ってもいい」
という権利を自分に許可しましょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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