私は、スピリチュアルを学んだことがあるので、
神戸先生が、元はスピリチュアル系だと知って
うれしいです。
神戸先生はアカシックレコードリーディングを
されていたそうですが、
傾聴カウンセリングよりも
リーディングの方が
ピンポイントにクライエントの悩みを
解決できそうに思います。
なぜクライエントに自力で解決させる方法を
重視されるようになったのですか?
このような質問をいただきました。
1.言い当てれば癒されるのか?
私がやっていたスピリチュアルカウンセリングは、
「これが問題ですね」と指摘して、
解決方法をお伝えするものでした。
その指摘は、とても良く当たったのです。
では、問題を言い当てたら
癒されるのかといったら、
違います。
ピンポイントで言い当てても
癒しにつながらないケースが多かったです。
「はい。これが問題です」
と、いきなり答えを出されても
お客様が答えを受け取れない
ことがあります。
私はスピリチュアルカウンセリングを
やっていた時、
3回ほど問題を起こしたことがあります。
アカシックレコードを読んで、
問題をお伝えし、
その解決方法をお伝えした2週間後、
相談者の友人から連絡がきました。
「〇〇ちゃん、あれからずっと泣き通しだよ。
何をしたの?」と。
普段通りに問題を伝えて
解決方法を伝えただけです。
でも、相手は受け取れなかったのです。
問題を言い当てても
癒しにはつながらないのです。
2.心に傷をかかえている時は弱くなっている
心に傷を抱えている時に、
誰かに相談して、
さらに傷を追うのは
致命傷になりかねません。
私は過去に、家を飛び出した後、
実家にたよる前に、
精神科に行きました。
そこでカウンセリングを受けたのですが、
思いっきりつっぱねられたのです。
心が深く傷つきました。
その後に親の元に
話に行く予定だったので、
大丈夫だったのですが、
その予定がなかったら
自殺していたかもしれません。
それほど思い詰めたのです。
傷ついた心や問題に触れる時は、
触れ方が大切であると
自分自身の経験から学びました。
3.それは欲?それともスピリチュアルメッセージ?
スピリチュアルカウンセリングをやっていた時に
思ってたことは、言い当てるのは
才能によって変わるということ。
自分が伝えたいことが、
自分の欲なのか、
スピリチュアルメッセージなのか
区別がつきにくいのです。
その点、お客様に気づいていただくのは、
才能ではなく、カウンセラーの心が
中庸であるかどうかだけです。
お客様もカウンセラーも
傷つかない技法を
考えていった結果、
私のカウンセリング技法が
生まれていきました。
カウンセリングは、問題点も指摘せず、
アドバイスもしないため、
一見まどろっこしく見えます。
ですが、実は自己成長をうながしていて、
近道なのです。
アドバイスは、自己成長よりも依存体質を
作りやすくなります。
これらの理由で私は、一見遠回りに見える
心理カウンセリングを選んだのです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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