カウンセリングでは、
事前アンケートを送って
答えていただいた方がいいと
おすすめしています。
申し込みの感謝メールや、
リマインドメールの中で、
アンケートのご提出をうながします。
そうすることで、ほぼ全員の方が、
事前アンケートに答えてくれます。
しかし相談者は、カウンセリングでは、
アンケート内容と違う悩みを
話し始めることもあります。
1.どちらの悩みが主訴?
アンケートの内容では、
職場の人間関係がと書いてあったのに、
話では、パートナーとの
人間関係の話になった。
このようなこともあります。
どちらが主訴なのだろうか?
どちらの話しを聞けばいいのだろうか?
そう迷うこともあるかもしれません。
この場合、どちらも主訴で、
どちらの話をきいたらいいのだろうか?と
一つだけ選ばなくて良いです。
選ぶのが大切ではなく、
どうしてそれを言い出したのだろうか?
どうして当日になって
テーマを変えたのだろうか?
そこに着目します。
2.最初の話が本題ではない
アンケートに書いてあった職場の人間関係の悩み。
カウンセリングに来てから語られた、
パートナーとの関係の悩み。
言葉で語られる悩みは、
実は悩み全体のごく一部です。
悩みを言葉でききながら、
その奥にある感情を相談者と一緒にみていきます。
テーマが複数ある場合は、
まずは、語りたい方を選んで内容を
教えていただきます。
悩みの奥にある感情を聞いていくと、
複数あると思っていた悩みが、
大元の原因は一つだったと気づくことも多いです。
3.設計図が見えてくると、感じ方がかわってくる
例えば、
・挨拶を無視するパートナー
・頑張りを認めてくれない上司
悩みの内容の詳細をきいて、
感情をたよりにたどっていくと、
相談者が持っている価値観が
見えてきます。
幼い頃に、親に認めてもらいたくて、
テストも運動も頑張ったけれど、
「まだまだだ」と言われた。
この経験から、
「私は人に認めてもらえない」
このような価値観を無意識のうちに
持ったのかもしれません。
価値観は、人によってそれぞれ違います。
価値観は、人生の設計図の一つだと言えます。
「私は人に認めてもらえない。
認めてもらいたいと思っている」
このような設計図が見えてきたら、
悩むような事象が起きた時に、
「今、私は認めてもらいたいと思って、
悩もうとしている」
そう気づき、悩むのか悩まないのかの
選択ができます。
それまで悩んでいた悩みそのものが
なくなっていくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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