過度な喫煙や飲酒、パチンコ、競馬、
ショッピング依存症など。
ある習慣に不健康にのめりこんだ状態を
アディクションといいます。
先日、
「どうやって過度の喫煙やパチンコ依存症から
抜け出すことができたのですか？」
このような質問をいただきました。
１．アディクションになるわけ
適度にやっていれば、
嗜好や趣味で終わるのですが、
不健全にのめり込むことで、
依存症になっていきます。
アディクションになる特徴は
・それに没頭することで、嫌なことが忘れられて
ストレスから一時的にのがれられる
・頻度や状況がエスカレートしていく
・自分ではコントロールがきかなくなる
です。
アディクションになる理由は、
過度のストレスからのがれたいから。
過度の喫煙や過度のアルコール、
パチンコなどに没頭していたら、
その時だけは、目の前のストレスから
目をそむけられるのです。
２．私がタバコ依存症から抜け出した方法
アディクションはストレスが
引き金になっていることが多いです。
ストレスの根源に気づけるといいですね。
ストレスの根源そのものを変えられると
いいのですが、なかなか変えられないことが
多いことでしょう。
私は、自分を客観的に見ることで、
アディクションから回復しました。
10年以上前の私は、過度の喫煙と
パチンコ依存症がありました。
喫煙は、客観的評価でやめました。
具体的には、喫煙がいかに
体に良くないのかをイメージしたのです。
タバコ1本吸うことは、
渋谷の交差点に1日中いるのと
同じくらい肺が汚れる。
タイトルは忘れてしまったのですが、
『タバコをやめられる本』のようなタイトルの本に
書いてありました。
排気ガスいっぱいの交差点に立っている
自分を想像して、とてもイヤな気持ちに
なったのです。
肺が真っ黒になるイメージ。
気分が悪くなり、タバコが吸えなくなりました。
タバコは、中毒性のあるニコチンが含まれているので、
何度か吸いたくなりましたが、その時も、
排気ガスいっぱいの交差点に立って、
肺が真っ黒になるイメージの方が強烈で、
吸えませんでした。
３．パチンコ依存症から抜けだした方法
会社が終わった後や休日は、
ほぼ毎日パチンコに行っていた
時期がありました。
その日投資した金額よりも
稼げることもたまには
ありましたが、ほとんどが負けます。
消費者金融でお金を借りてパチンコをして、
ボーナスで返す。そんな日々でした。
・パチンコで大当たりした時の
特有の音がききたい
・パチンコで大当たりした時の
高揚感を味わいたい
・パチンコをしている時は、
日頃のイヤなことが忘れられる
これらがパチンコにはまった主な理由です。
そんなパチンコがやめられたのは
・ボーナスすべてが借金の返済に消え、
何をやっているのかと気づいた
・周りに自分以上にパチンコに
ハマっている人がいた
主にこの2つからでした。
この時も具体的な視点が持てたからです。
周りに私以上にパチンコに
ハマっている人がいて、
その人は、パチンコによって
幸せになっている感じは
しませんでした。
たくさんのお金を使って、
一瞬ワクワク感が
持てるけれども、その時だけ。
負けることの方が多くて、
焦燥感でいっぱいになる。
そんな様子を見ていたら、自分達は、
いったい何をやっているのだろうか？
そう思ったのです。
ふっと我に返って、
パチンコが嫌になりました。
それで抜け出すことができたのです。
自分を第三者目線で見る
客観的な視点を持つことで、
悩みの解決方法に気づきやすくなります。
どんな自分になりたいだろうかと
考えながら
自分の言動を振り返ると、
自分を変化させるヒントに
気づくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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