カウンセリングで最初にやることは、
相談者とのラポール形成です。
ラポールとは、カウンセラーと相談者との
相互の信頼関係のこと。
相互なので、相手がカウンセラーを
信頼してくれるかどうかは、
相手次第ですが、
カウンセラーが相談者を信頼することは
できます。
1.出会った瞬間に相談者のことをどう思う?
私たちは、言葉になっていない
非言語を感じとることができます。
・いい人に会えてよかった
・この方の未来はいいことばかりだ
・この方は、悩みを希望に向かう力に
変えられる人だ
そう信じられているか
・とても悲惨な状況だな
・私には無理
・この方の先には希望が見えない
など、相談者の未来に光を
見出せないのかによって
ラポール形成が容易なのか、
難しいかが決まります。
2.出会った瞬間に信じられたら、その後もうまくいく
カウンセリングの舵をにぎっているのは、
カウンセラーです。
カウンセラーが
「この方の未来は明るい。
今の悩みを克服できたら素晴らしい未来が待っている」
と思えたら、話しかける言葉も声色も違います。
明るい声色で、素晴らしい未来を見据えた
質問になっていきます。
3.相談者の未来を信じていたら見つけることも違ってくる
・目をつぶって、あなたの部屋にある
赤系のものがいくつあるか考えてください。
・目をあけて、あなたの部屋に赤系のものが
いくつあるのか確かめてください。
この問いを行うと、
たいてい最初に答えた数よりも、
実際にある数の方が多いです。
いつも見ているはずの自分の部屋でも、
「赤系のもの」と意識していないと
見落としているのです。
私たちは、意識したものや
情報が入ってきます。
意識していないものは
そこに存在していても、
目に入ってこないのです。
「相談者には素晴らしい
未来が待っている」
そう信じて意識していたら、
悩み相談の話しの中から、
相手の資質や才能のタネが
見つかっていきます。
ますます相談者の未来を信じて、
信頼できます。
素晴らしい未来に向かう
カウンセリングになることでしょう。
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