コミュニケーションを

円滑にするためには、
自分のことは置いておいて、
相手のことを優先すればいい。

 

もしかしたら、そんな風にいつも
自分のことを後回しにしていませんか?

 

自分のことを後回しにすることで、
「自分なんて」という思いが蓄積し、
自己肯定感を下げる原因にも

なりかねません。

 

自分も相手も尊重できる

コミュニケーション法があります。
それがアサーション。

 

  1.アサーション的考え方

 

 

アサーションとは、自分も相手も
お互いに意見や気持ちを伝え合い、
それぞれが納得できる解決を

目指す方法です。

 

例えば、

急ぎの仕事をかかえている時に、
上司から今日中の仕事を頼まれたAさん。

 

え?今日中の仕事あるのに、これもやるの?
まったく、いつも急なんだから……


この仕事本当に今日中?

明日でもいいのでは?


私がかかえている仕事は明日使うから
絶対に今日やらなきゃダメなんだけど。

 

そんな気持ちをかかえながらしぶしぶ
「はい。わかりました」

と答えた場合。

 

上司は、Aさんの仕事状況は

わかっていない
可能性が高いです。


Aさんがしぶしぶ仕事を

引き受けた感じのみが伝わり、
なんとなく嫌な雰囲気だけを

受け取ることでしょう。

 

アサーションでは、

相手の気持ちに目を向けながら、
自分のことも伝えます。

 

「私は今日は、明日お客様に商品を

 提案する企画書を
 作成していて手一杯です。

 
 今、今日中の仕事を受けてしまうと
 間に合わないので困ります。

 

 この仕事の期限は今日までですか?
 明日の午前中ではだめでしょうか。

 
 明日の朝なら、

 1時間ほど時間が取れるので、
 この仕事をやる時間が取れます」

 

このように提案して、

上司の意見をききます。


明日でよければ、明日。


どうしても今日中なら、
他の人に頼んでもらうか、
残業をして仕上げるのかなどを

相談します。

 

  2.自分の状況は説明しないと相手には伝わらない

 

 

私は今日はとても忙しくて、
他の仕事は受けられません。


この状況は、

自分自身ではわかっていますが、
上司はわかっていないことでしょう。

 

相手がうっかり

忘れているかもしれません。

 

自分の状況を説明して、
相手への思いやりの心を持って
「私はこう提案します」と伝えます。

 

提案を伝えるときは、

「〜〜してください」ではなく、
私を主語にして

「私は〜〜〜です」というのが
ポイントです。

 

この流れで伝えると、相手は、
自分の希望を考えた上での提案を
前向きに受け取ってくれることでしょう。

 

  3.自分も相手も大切にするコミュニケーションは可能

 

 

相手のことだけではなく、

自分のことも考えて
よりよい提案を考えると、

その気持ちは相手にも
伝わります。

 

自分のことを犠牲にしてしまうと、
感情が抑圧されてストレスが

たまってきます。


イライラは相手にも伝わり、
イライラが伝染してしまうかも

しれません。

 

自分のことを後回しにすることで、
自己肯定感も下がってしまいます。

 

自分も相手も大切にする
win-winのコミュニケーションで、
ストレスフリーな

日常を過ごしましょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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