悩んでいる状態とは、
できていないことや
思い通りにいかないことに着目して、
思考が堂々巡りして答えが出ないこと。

 

欠けている部分ばかりに意識がいって、
欠けている部分をフォーカスして捉えている
状況だともいえます。

 

  1.全体を見る視点が、悩みを減らす鍵

 

 

例えば、
「パートナーに挨拶しても無視されてしまう。
 自分は何か悪いことをしたのだろうか
 なぜギクシャクした関係になって

 しまったのだろうか」
と悩んでいる場合

 

パートナーに無視されたシーンばかりが
頭の中で繰り返されていることでしょう。

 

視点を変えることができれば、
思考が堂々めぐりして

苦しくなっている状況から
解放されます。

 

その視点を変える思考の一つが

メタ認知です。

 

メタ認知とは、

自分を客観的に見るということ。

 

自分自身を超越した場所から

客観的に見て、
自分自身をコントロールして
冷静な判断や行動をする能力が

メタ認知能力です。

 

  2.メタ認知能力を養うには

 

 

自分自身を客観的に見られれば、
悩みが減るのは

想像できることでしょう。

 

そうはいっても、

思い通りにならない事柄が気になり、
クヨクヨと悩んでしまうものです。


メタ認知を養うには、
普段から自分と対話する意識が大切です。

 

何かに挑戦しようとする時に
「それは難しい」という声が

聞こえてくることは
ありませんか?

 

自分の中にいる自分の声。
心の声とも言えます。


その自分の中にいる自分と

対話します。

 

例えばコンビニへランチを買いに行った時に
「今日のランチは何を食べようか。
 健康に良さそうな野菜とチキンにする?
 それともチャーハン?」


など、あえて意識して

自分に話しかけます。

 

ランチのメニューを、もう一人の自分と
相談しながら決めるのです。

 

  3.今、何を考えている?を意識する。

 

 

普段目の前にあることを

忙しくこなしていると、
自分が何を感じているのかは
意識していないことでしょう。

 

「今、自分は何を考えているのか、

 何を感じているのか。」


あえてそう自分に問いかけて

考えてみましょう。

 

今、これを食べている。
今、おいしいと感じている。
今、暑いと感じている。
など。


今の自分の行動や、自分の感情を
あえて言葉にしてみることで、
自分を客観的に見る目が

養われていきます。

 

メタ認知能力が養われると、
悩み事を大きな視点から

見るようになり、
悩むこと自体が減っていきます。

 

メタ認知能力は、

悩みの解決以外でも活用できます。

 

仕事の面では、
今取り組んでいる仕事が

どのくらいで終わるのかや、
もっと効率的に終わる方法は

ないのかといった
全体を見る視点に変わることでしょう。

 

人間関係では、
私は大勢の人と話すのが苦手だから
一人ひとりと話そうなど、
より自分にとって良い方法を

見つけていきます。

 

メタ認知能力を高めることで、
よりよい生き方ができることでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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