心の中で、くやしいような
怒りのような感情が

モヤモヤとしているのに
言葉にできない。

 

今、自分が何を感じているのかが
よくわからない。

でも、感情がたかぶっている。

 

そんな経験はありませんか?

 

  1.感情は身体表現にあらわれる

 

 

ストレスを少なくして、

幸せに生きる第一歩は、
今自分が何を考えているのかを

知ることです。

 

日々の生活の中で
「今、何を考えている?」と
自分に問いかけることで、
自分を俯瞰的に見る視点が生まれます。

 

でも、「今、何を考えている?」と
自分に問いかけても、

わかりにくいことも
あります。

 

日々自分の仕草に注意して

意識していると、
特定の感情で特定の仕草をしていることに
気がつきます。

 

例えば
・退屈に思っている時に、
 無意識にほおづえを

 ついていたり


・緊張している時に、

 手をグーの状態に閉じていたり


・話を聞いていて飽きた時に、

 首の後ろをかいていたり


・何かを考えようとして下を向いて、
 あごに手をあてていたり


・何かに動揺して、

 腕時計や袖口を触っていたり

 

人によりますが、

このような仕草をしていることが
あります。


無意識のうちに自分がやっている行動に、
こめられた意味を知っておくと、
自分の気分に気がつけます。

 

例えば私の場合、
緊張すると無意識に手を握ったり、
両手を組む仕草をします。

 

先日美容室でシャンプーされる際、
手を胸の前で組んでいました。

 

あっ、今緊張しているんだな・・・と気づき、
緊張をほぐすように呼吸に意識しました。

 

少しずつ気分が落ち着いていったのです。

 

  2.姿勢や仕草が思考に影響を与えることもある

 

 

心と体はつながっています。


感情が体を無意識に動かすように、
体も感情に影響することがあります。

 

アメリカオハイオ大学の心理学者によると、
デスクで猫背で、ストレスのたまる仕事を
していると、
まっすぐに座って仕事をしているよりも
ネガティブな気持ちになり、
仕事のスキルも鈍るとのこと。

 

また、眉をひそめていると
ますます気分が落ち込むことも
研究でわかっています。

 

パソコンで細かい作業をしている時、
猫背の前かがみで、

眉をひそめた険しい顔で
パソコンと

にらめっこしていることはありませんか?


この姿勢では、気分が落ち込んで
仕事の効率が落ちてしまいます。

 

たまには立ち上がって、
上を向いて、

気分の入れ替えをしましょう。

 

できれば、

少し席をはずして

窓から空をみながら
「今日もいい日だ」と

心の中でつぶやくと、
さらに気分転換になることでしょう。

3.心の体のつながりを知ると自分が見えてくる

 

日々やることが多すぎて、
自分を置いてきぼりにしているかもしれません。


ストレスがたまって、
体が悲鳴をあげてから自分をケアするのではなく、
日頃から自分の仕草や感情に気を配って、
自分を客観的に見ていきましょう。

 

今は気分が落ち込んでいるとか、
ストレスをためている、など
自分の状態をいち早く察知することで、
健やかな日々をすごせることでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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