カウンセリングでたまに聞くのが、

「人に依存してはいけないので、

 すべて自分でやらなくては

 いけないと思っています」

という言葉です。

 

大人だから、すべて自分でやらなければと

かかえこみ、人に聞くことも出来ずに

困っている…。

 

そのような状況になっています。

 

 

  1.甘えと依存の境界とは

 

 

子どもの頃の甘えは、

「親の愛情が欲しい」だったり、

「どうやったらいいのかわからないから

教えてほしい」という気持ちから

来ているものだったことでしょう。

 

大人の甘えは、例えば、

パートナーや友人に

助けを求めることがあります。

 

自分がやりたいことはわかっていて、

その上で、

一人でやるのは大変だから助けて欲しい

とサポートを依頼したり、

やり方がわからないから教えて欲しい

と言うことです。

 

「自分はこうしたい」という軸があり、

その上で人に依頼するのが

健全な甘えです。

 

依存とは、自分の考えがなく、

丸投げしている状態。

 

どの方向に向かいたいとか、

何をしたいといったものがなく、

ただ「私はどうしたらいいと思う?」

となっている状態です。

 

自分の問題や感情すらも

他人に委ねているのが依存です。

 

 

  2.依存心が形成される時

 

 

不安や自己評価が低い、

自分自身を信じられない場合、

他人からの承認や肯定を求めがちです。

 

他人の言動に敏感で、

他者の感情に自分の感情が強く影響され、

傷つくことも多いのが他者依存。

 

そして、

他人からの肯定や承認を

求めているものの、

ほめられてもそのまま

受け取れないこともあります。

 

その依存心は、幼い頃に欲しい形の愛を

得られなかった経験からきていることが

多いです。

 

ネグレクトや虐待の経験を

持っていることもあります。

 

またはそのような経験がなくても、

親は子どものことを

愛していたつもりだったけれど、

その愛が子どもには通じていなかった。

 

このような行き違いから、

欲しい愛が受け取れなかったということも

あります。

 

 

  3.甘えと依存のバランス

 

人は、支え合って生きています。

すべて自分一人でやらなければいけない…

そう思ったらとても生き辛い人生に

なってしまうことでしょう。

 

もしも、

自分は依存しているのかもしれないと

思った時は、その内容の中に、

自分の考えが入っているかを

振り返ってみましょう。

 

人に依頼しつつも、

「自分で解決法を見つけるとしたらどうする?」

と考えることで、人に頼りすぎずにすみます。

 

他者依存になっているかもしれないと

不安になっている自分の心に気づき、

「そういうこともあるよね」と

心をゆるめることで、

次の行動が変わっていきます。

 

理想の自分になりたいと思った時は、

こちらのライブのアーカイブを

参考にしてみてください。

 

 

理想の未来を引き寄せていきましょう。

 

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