私は、カウンセラーであり、
カウンセラーを養成している講師でも
あります。


そして、私自身もカウンセリングを
受けることがあります。

 

ここ2ヶ月ほど、海外のいろいろな方の
カウンセリングやヒプノセラピを受けました。

 

セッションを受けている中で

切望したことがあります。

 

  1. 1回目と2回目とで全然違う・・・

 

 

1回目のカウンセリングの際、
とてもよりそって話をきいてくれた
カウンセラーがいました。

 

私が悩みを話している時、
うなずきながら、

時折伝え返しをしながら、
聞いてくれたのです。

 

もちろん、1度のセッションで
何かが解決したわけではありません。


でも、聞いてもらえたという

安心感がありました。

 

そして、2回目のセッション。
今回も話を聞いてもらえるのかなと
期待していたのですが。

 

私が悩みを話そうとした時、

あまり聞かずに
提案やアドバイスを話し出したのです。

 

「あなたは〇〇した方がいいです。」
「目標を持って、毎日決断するのです。」
など。

 

私は、カウンセリングを教えている講師であり、
宝地図手帳という夢をかなえる手帳の
講師でもあります。

 

アドバイスの中には、

既にやっていることが
たくさんありました。

 

ついにたまりかねて、私は、

「それは既にやっています。」
そう言ったのです。

 

カウンセラーは、少しあせったような様子で
「えっ、では解釈が違ったのかな・・・。」と。

 

傾聴とは程遠いセッションになりました。

 

アドバイスされたことを、

既にやっている私は、
何か間違っているのかなと思ってしまうような
雰囲気さえ感じたのです。

 

  2. もっと話をきいてほしい

 

 

カウンセリングをしていると、
ついついアドバイスしたくなることがあります。

それは、


・悩んでいる状態は、良くない
・2回目だから、何か結果を出さなければならない
・カウンセラーの力で、相談者をいやしたい
・相談者の行動変容を起こしたい


カウンセラーのこのような思いから。

 

相談者の立場になって見てみると、
「今日はどのような話をされますか?」
と話題の方向性から、
すべて聞いてもらいたかったなと思うのです。

 

  3. 傾聴されると前向きな考えが湧いてくる

 

 

じっくりと話をきいてもらい、
理解され、受け入れてもらえると、
それだけで安心します。


話していく中で、

自分の心の中に埋もれていたことや、
忘れていたこと、自覚していなかったことに
気づくのです。

 

カウンセリングで話していると、
今までとは違う角度から物事を
捉えられることもあります。

 

また、悩みの根本原因になっていた
幼い頃の記憶を認めることで、
自分を許せるようになり、
悩み自体がなくなることもあります。

 

悩みの解決方法は、相談者しか知りません。


相談者の話を聞くことで、
相談者自身が気づきを得ていく。


それがカウンセリングなのです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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