カウンセリングで相談者の方のお話を
聞いていると、相談者の言葉に
カウンセラーの心が反応します。

 

落ち込んだり、怒りを感じたり。

 

言葉に反応して、感情がゆさぶられるのは
当然のこと。


感情がゆさぶられた時に、自分は今
何を感じているのかを察知するのが大切です。

 

  1.カウンセリング中はカウンセラーの感情が方向性を決める

 

 

カウンセリングでは、方向性のかじを
にぎっているのはカウンセラーです。

 

相談者の未来を信じているのか、
今の大変な悩みにフォーカスするのか、
それによって言葉遣いが変わっていきます。


そして、カウンセリングの到達地点も
変わってしまうのです。

 

  2.思わずやってしまう動作や行動に心が現れる

 

 

例えば、夜中の12時にコンビニに行き、
大盛りのラーメンやスイーツを買って帰宅。


お腹はさほどすいていないのに、
夜中に大盛ラーメンとスイーツを完食。


そのまま寝てしまう。

私にもこのような経験があります。

 

こん行動は、生きるための食事ではなく、
むしゃくしゃした気持ちを
まぎらわせるための行動。

 

たとえ本人に自覚がなかったとしても、
心が行動にあらわれています。

 

自分の心に気がついたら、
無意識の行動でムリヤリ感情を
まぎらわせるのではなく、
自分の感情に向き合うことが
できるかもしれません。

 

他にも、先日美容院に行った時は、
シャンプーをしてもらっている時に、
お腹の上で手を組んでいました。

 

自分を観察してわかったのですが、
緊張していたので、
手を組んでいたのです。


気がついて、あえて手を組むことをやめて、
緊張している自分を認めました。

 

自分自身をいつも観察していると、
何かを心に抱えている時に、
無意識にしている行動にも気がつきます。

 

そして、今自分が何を感じているのかも
つかめるようになっていきます。

 

  3.相談者に気づきをもたらすのはカウンセラーの変化の態度

 

 

カウンセリングでは、
相談者にアドバイスをするのではなく、
相談者自らに気づいてもらう場です。


気づきをもたらすのは、

カウンセラーの心の変化から。

 

カウンセラーは相談者の心を映し、
相談者はカウンセラーの心を映しています。


だから、カウンセラーが相談者の
悩みの根本原因に気づいた時、
相談者も気づくことが多いのです。

 

そして、日頃から自分自身の心に
向き合っている人は、
相談者の悩みの根本原因にも
気づきやすいことでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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