私は、カウンセラーとして活動し、
カウンセラー養成講座も開催しています。

 

そして私自身がカウンセリングを
受けることも多いです。

 

初めてのカウンセリングは、
カウンセラーも、相談者も緊張します。

 

特に相談者の方は、
普段初対面の人と会う時以上に
緊張していることがあります。

 

  1.カウンセリングで緊張するわけとは

 

 

初めて会った人とお話をするから
緊張するというのももちろんあります。

 

それ以外にも、
カウンセリングだからこそ
緊張する理由があります。

 

それは、今までに人に話したことがないことを
話すから。

・初めて話す内容なので、
 どのような反応をされるのか予測がつかない
・初めて会ったカウンセラーに嫌われたくない
・うまく話せなかったらどうしよう
・そんな悩みなのとバカにされたらどうしよう
・そんなのは悩みではないと思われたらどうしよう

 

不安だらけなのです。

 

  2.アンケートの内容と話す内容が異なることもある

 

 

事前アンケートを書いている時は、
素の自分で本音を書いていることが多いです。

 

いざカウンセラーの前にくると、
アンケートの内容を否定することがあります。


・この内容はすでに解決しているので、
 大丈夫です
・今はこの件では悩んでいません
など。

 

直接聞かれると言いにくい。
でも本当は相談したい。


そんな矛盾やかくそうとする気持ちも
受容してほしいのです。

 

すべてを受容されると、
悩んでいてもいいんだと
思えるようになっていきます。

 

少しずつ悩みだけにむけられた視線が
他の方も見られるようになっていきます。

 

  3.カウンセラーの態度をよく見ている

 

 

相談者の方は不安をかかえながら話しています。


そして、カウンセラーの態度や声色から、
カウンセラーの本心を感じ取ろうとしています。

 

カウンセラーが、相談者の話に興味を持ち、
共感しながら見守っているのを感じたら、
不安が少しずつ解消されていきます。

 

ここまで話しても大丈夫なんだ。
それなら、もう少し話してみようか。

 

少しずつ、
今までに話したことがなかったことも
話せるようになっていきます。

 

発話して、カウンセラーから
伝え返しをされることで、
悩みの全貌に気づくこともあります。

 

カウンセラーの見守りの愛の態度で、
相談者の心の扉が少しずつ

開いていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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