学生時代は、友だちとの関係も特に問題なく、
コミュニケーションが難しいなんて
思ったこともなかった。
なのに、社会人になったとたん、
人間関係の悩みをかかえて、
どうしたらいいのかわからない。
そう思ったことはありませんか?
1.学生時代と社会人とではルールが違う?
私たちは、生まれてから未就学児くらいまでは、
食事から着替えなど生活のほぼすべてを
親に面倒をみてもらいました。
親とは依存、癒着の関係。
成長していくにしたがって、
親への依存がへっていきます。
思春期に親に反抗するようになり、
そして、親から離れていくのです。
学校では、先生や親に従うこと。
受験戦争にいかに勝つかなどを
学んでいきます。
勉強も運動も、競争でした。
100点を取ればいい。
1番をとればいい。
自分一人で頑張ればいい、というルール。
でも、社会人になると
いきなりルールが変わるのです。
チームで協力しながら、なにかをする。
みんなで、一つのものをつくるなど。
他人を気遣い、
みんなで協力することが主になるのです。
2. ルールが変わってもうまくいく人とトラブルをかかえる人の違いとは
学生から社会人になるときに、
面接の攻略法を学ぶことでしょう。
・自分を良く見せる方法
・オトナときちんとしゃべる方法
・面接で勝つ攻略法
など。
その方法を学びながら、
オトナと渡り合う方法を学ぶかもしれません。
でも、実際に社会人になると、
学んだ攻略法だけでは
やっていけなくなってしまうのです。
それは、協力していくことで、
上司や同僚との距離が近くなってしまうから。
その時に、素の自分が出てきます。
ここで、試されるのが自己肯定感です。
なにか不安なことがあっても、
「自分は大丈夫。これでいい」
そう思える人は、
たとえうまくいかないことがあっても、
自分を許すことができます。
他人が何かを失敗しても
許すことができるでしょう。
でも、自己肯定感が低い人は、
「これができなかったから自分には価値がない」
と思ったり、
「あの人はこんなこともできないなんてダメだ」
と、他人を許すことができなかったりします。
3. 素の自分とは、幼少期の記憶の延長
素の自分とは、
幼少期の記憶から成り立っています。
たとえば子どもの頃に、
頑張っても頑張っても
親からほめてもらえなかった人は、
体を壊してでも、
ハードワークを続けてしまうかもしれません。
何をやっても、どれだけやっても
自分は頑張っていると
認められないのです。
親から「頑張っているね。すごいね」と
褒めてもらうという、
愛の形がほしかったのに、
もらえなかったのです。
その記憶が、自分を認められないという
価値観を生み出しています。
幼少期の記憶をたどり、
そうだったのかと腑に落ちると、
悩みの大元が消えてきます。
幼少期に作られた人生の設計図を
書き換えることができるのです。
設計図を書き換えることができれば、
人間関係もうまくいくことでしょう。
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