同じ言葉でも、受け取り方は違います。
「なんでこんなこともできないんだ」
と怒られた時
・自分ばかり怒られて、不公平だと怒る
・自分って、なんてダメなんだろうと落ち込む
・次回は頑張ろうと思って、やる気がでる
・今は成長している時なんだと、うれしくなる
同じ言葉でも、受け止め方が、
まったく異なるのです。
1. 怒りを感じるストレスによって健康が損なわれる
ある研究では、
わずか5分間の怒りから感じるストレスによって、
6時間以上にわたって、
免疫系が損ねられてしまうということが
判明しています。
心臓発作や脳梗塞といった、
より深刻な病の引き金にもなってしまうのです。
でもその怒り、受け取り方を少し変えることで、
怒りの感情から、別の感情に変えられるのかも
しれません。
2. いつものパターンをちょっと変えてみる
このような相談者がいました。
上司が私のことを全然認めてくれないのです。
転職をしたのですが、
その職場の上司も私のことを
全然認めてくれないのです。
いつも怒られてばかりで。
幼い頃の話を伺っていくと、
いつも父親から怒られてばかりで、
テストで100点をとっても、
運動会で1番になっても
ほめてもらえなかったとのこと。
何度かカウンセリングを重ねていく中で、
相談者さんは気づかれたのです。
「私は、上司に認められたかったのではなく、
父親に認められたかっただけなんだ」と。
そして、「上司に認められない」という
見方が変わりました。
上司は、認めていることもあったのです。
でも、すべてを認めて
ほめられたかっただけ。
だから、ちょっと怒られただけでも
落ち込んでいたのです。
それに、自分の人格を
否定されているわけではなく、
ただ、仕事のやり方や結果について
言われているだけだ、ということにも
気がつきました。
いつも認めてもらえない。
無能だと言われている気がする。
そう思って、
反感を持つという反応から、
認めてもらえるときもある。
そうではないときもある。
そういうものだ。
そう思える反応に、変わったのです。
3. 人だけが持つ幸せに生きる技術
さまざまな哺乳類がいる中で、
人だけが唯一持つ技術は、
「選択できる」こと。
不愉快になるようなことを言われた時、
・不愉快になる
・聞き流す
・成長のかてにする
など、反応はいろいろあります。
それまでいつも同じ反応パターンだったとしても、
気がついた時点で、
反応を変えることができるのです。
いつも同じようなシーンで
落ち込むとしたら、
・今、どんな反応をしたのだろか
・今、何を感じているのだろうか
そう自分自身に問いかけることで、
いつものパターンに気づきます。
少しずつ、気分が上向きになる
反応に変えていくことで、
ネガティブな感情から、
開放されていくことでしょう。
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