先日、カウンセラー養成講座の受講生から
相談がありました。
私のカウンセリングに、
お姉さんが自殺未遂をしたという
相談者がきました。
「私がドアをあけたら、
姉が血の海のようになったカーペットの上に
倒れていたのです。
自殺未遂はこれで2回目。
どうしたらいいでしょうか。」
このような相談をされて、
私、こわくなってしまって
何も言えなくなってしまったのです。
とのこと。
1. 相談者の感情にのみこまれそうになったときは
経験していないことや
知識がない内容を相談されたとき、
びっくりしてしまい対応できないことも
あります。
心が動揺してしまった時は、
席をたって呼吸を整えます。
気持ちを落ち着けて、
相談者の話を伝え返していきます。
2. カウンセラーの感情は何からきている?
相談者の話をきいて、
カウンセラーが怖いと思ったり、
悲しいと思っているとしたら、
その感情は
どこからきているのでしょうか。
実は、感情を選択しているのは、
カウンセラー自身。
普段から、
『今、自分の心は何を感じているのだろうか』
と気にかけることで、
心がザワついて、
どうしたらいいのかわからない
という制御不能の状態から
すばやく抜け出すことができます。
今、私はこう感じているのだなと
言葉にすることで、
心が鎮まっていくのです。
3. 1分でできる心を整える習慣
毎日忙しく、自分のことをする時間は
あまりないかもしれませんね。
そんな忙しいあなたに、
1分でできる心を整える習慣が
あります。
それは、椅子にすわる、
あるいは床にすわって、
リラックスした姿勢で目をつぶり、
今、何を感じているのかを考えること。
タイマーを1分セットして、
座って目をつぶり、
しずかに「今、私は何を感じている?」
と問いかけてみてください。
周りが気にならないところであれば、
声に出して「今、私は何を感じている?」と
自分自身に聞いてみましょう。
最初は心がザワザワしているだけで、
何を感じているのかわからないかも
しれません。
でも、毎日たった1分でも、
自分に向き合うと、
自分と向き合うクセができます。
座って目をつぶらなくても、ふっと
「私、今何を考えている?」と
自分と向き合えるようになるのです。
だんだん心が静まっていくのを
感じることでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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