社会的に当たり前だと思われることを

常識と呼びます。

 

これって常識でしょと思っていたことが、

そうでもなかった…。

 

そう思ったことありませんか?

 

 

  1.あなたにとっての常識とは

 

 

法律などで、明確にこれはいけないことだと

決められていることは、

いけないことだとわかりやすいでしょう。

 

でも、日常生活は、法律などで

定められていないことだらけです。

 

例えば、学校の勉強。

学校に行ったら、

先生の言うことをきいて、

言われた通りに勉強をしていればいい。

それが当たり前だと思う人もいます。

 

あるいは、自分の思い通りに、

時には先生から言われたことは

違うことをして個性を磨いた方がいい。

そう思う人もいます。

 

当たり前は、人によって違います。

 

「常識とは18歳までに積み上げられた

 先入観の堆積物にすぎない」

というアルベルト・アインシュタインの言葉が

ありますが、まさにこの通りでしょう。

 

自分にとっての当たり前は、

他の人にとっても当たり前ではない。

 

これに気がつくことが、

悩み解決の第一歩と言えるかもしれません。

 

 

  2.自分の価値観を感じる時

 

 

普段生活している時は、

自分にとっての当たり前に

なかなか気づけません。

 

自分の価値観に気づくのは、

人の悩みを聞いた時や、

自分の悩みを人に相談した時です。

 

例えば、こんな例がありました。

 

上司から認められたい、

褒められたいと思って

仕事を頑張っている男性がいました。

 

そして、認めてもらえないと思い、

悩んでいました。

 

「すごいね」と褒められても、

認められたとは思えないのです。

 

もっと頑張らなくてはいけない。

どうすればいいのだろうか。

そう悩んでいました。

 

カウンセラーとしてお客様の話を

聞いていた時、

自分の悩みと同じような悩みを

話している人がいました。

 

そのお話を傾聴している間に

自分の悩みの根本原因に

気づいたのです。

 

自分は、上司に父親を投影しているのかも。

だから、「すごいね」と

言葉をかけられても

認めてもらえたとは思えず、

ずっと悩み続けているのかも、と。

 

求めているのは、父親の愛。

でも、それを父親に求めず

上司に求めているので、

手に入らない。

 

上司は父親ではないから。

 

そのことを、

カウンセリングのお客様を通して

知ったのです。

 

私たちは、自分の顔を

直接見ることはできません。

鏡に映して見ることでしょう。

 

心も同じで、自分だけでは見えません。

人を通して自分の心を見るのです。

 

 

  3.人を通して自分の心を見る

 

 

カウンセリングでは、カウンセラーを通して

自分の心を見ます。

 

例えば

友達にいじわるをされて…

上司にいじわるをされて…

母親にいじわるをされて…

ひどいと思いませんか?

 

このようにカウンセラーは、

同意を求められることもあります。

 

「そうですね。ひどいですね」

と答えてしまうと、

相談者は自分の心を見る前に、

価値観を強化します。

 

だから、カウンセラーは答えません。

 

友達、上司、母親、はひどい人。

それって本当かな?

 

そう相談者が気づいた時、

心が組み変わっていきます。

 

自分の価値観に気づき、

その価値観のままでいるのか、

変えるのかが選択できるのです。

 

心は自分でコントロールできると気がつくと、

深い悩みから解放されていきます。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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