先日、カウンセラー養成講座の受講生の方から
質問をいただきました。
カウンセリングの時、私のリアクションが、
その場の雰囲気にあっていないかもと、感じました。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
とのこと。
1. なんとなくその場の雰囲気にあっていないと感じたとしたら・・・
カウンセリング中に、
話の内容にびっくりしてしまい、
「それは大変でしたね」と
大きめの声で言って、
大きなリアクションをしてしまったのです。
ちょっと違和感を感じたというか、
相談者が萎縮してしまったように
感じました。
その後、どうしたらいいのか
わからなくなってしまいました。
とのこと。
このような場合、あなたなら
どうしますか?
相談者と同じ言葉遣いで
伝え返したとしても、
うなずき方や声の大きさなどで、
違和感を感じることがあります。
それは、カウンセラーと相談者とで
周波数があっていないサイン。
相談者の心は沈みがちなのに、
カウンセラーの心は
ポジティブな方向なのかもしれません。
そんな時は、まずあやまります。
そして、ネガティブでもポジティブでもない
中庸な心に戻すのです。
ラジオのチャンネルをあわせる時、
番組の周波数とあわないと
聞こえないですよね。
それと同じ。
カウンセラーと相談者の心の周波数が
あっていないと
心の声がきこえなくなってしまいます。
2. なぜオーバーリアクションだとかみあわないのでしょうか
相談者は、目の前のカウンセラーに
話をしながら、
自分の心と対話しています。
自分の心とあまりにも違う雰囲気だと、
自分の心との繋がりが
切れてしまうのです。
集中して仕事をしている時に、
携帯がなって集中力がきれる感じ。
カウンセラーの伝え返しをききながら、
その言葉を味わっているときに、
その集中力がきれてしまいます。
カウンセラーの伝え返しをききながら、
自分はそう思っているのかな、
違うのかな。
ほかもに何かあったかなと、
心の奥深くを触ろうとしているのに、
その手を引っ込めてしまうのです。
相談者の話をききながら、
相談者の感情の強さに
あわせていきましょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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