私たちは、一つ一つの言葉に

感情を結びつけています。

 

例えば色について。

赤を見たら、情熱を連想して

ワクワクする人がいることでしょう。

 

信号を思い出して、危険だと思い、

不安になる人もいるかもしれません。

 

言葉は同じでも、

人によって結びつけている感情は

異なります。

 

 

  1.言葉と感情を考えてみる

 

 

言葉を発した時、

「今、何を感じている?」

とあえて自分に質問してみると、

言葉に紐付けされた感情に気がつきます。

 

例えば、「お母さん」

お母さんという言葉に、愛してる、

優しい、好き、そう感じる人もいます。

 

怖い、不安などの感情が

わいてくる人もいることでしょう。

 

もしも、お母さんという単語に、

怖いという感情が紐づいているとしたら、

お母さんと同じような年上の女性を見た時に、

初対面でも怖いという感情を

持っていることがあります。

 

心が拒絶しているので、

その女性とのコミュニケーションは、

なかなかうまくいかないことでしょう。

 

 

  2.心は組み替えることができる

 

 

心は言葉と感情でできています。

それは、まるでレゴブロックのように

組みあって心を形成しているのです。

 

だから、組み替えることができます。

 

先ほどの例のお母さん。

お母さんという言葉に、

怖いという感情が結びついていて

人間関係がうまくいかないとしたら、

心を組み換えればいいのです。

 

お母さんは優しい、

お母さん大好きに組み替えたら、

今抱えている人間関係の問題のほとんどは

気にならなくなっていきます。

 

 

  3.言葉と感情を組み替えるには

 

 

言葉に紐づいている感情に気がついたら、

選ぶことができます。

 

一度組んだレゴブロックをはずして、

違う色や違う形を組むように、

選べるのです。

 

「お母さん、怖い」をそのままにするのか、

「お母さん、優しい」にするのは

自分自身の自由。

 

ただ、紐づいている感情を

変えようと思っても、

気合いだけではなかなか

変わらないことでしょう。

 

お母さんに対して、

ポジティブな感情を持った経験を

思い出していきます。

 

感謝したいなと思ったことは?

愛情を感じたことは?

うれしかったことは?

など。

 

作ってくれたおいしい料理や

ほめてもらったこと、

一緒に遊んでくれたことなどが

思い出されていくことでしょう。

 

お母さんへの気持ちが緩んできたら、

「お母さんは怖い」という

言葉と感情の紐付けが

緩んでいきます。

 

言葉と感情が組み変わると、

例えば年上の女性と接した時の反応が変わり、

受け取る感情が変わり、

それまでの悩みが消えていることに

気がついていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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